最近全く更新していないので、日記はお休みします。
近況は
ツイッターに書いております。
■ 2010/09/30(木)
◆戦場でワルツをまた映画でも観るか。

『戦場でワルツを』
2008年のイスラエルの映画らしい。
なんとなくDVDを買ってきて観てみたのだが、これが非常に面白い。そういえばアニメーション作品を見るのはゼータガンダムの映画以来かな??

これを見るとついついメルカバのプラモが作りたくなってしまうが、そんな単純な自分はまだまだ漢じゃないな。

男同士が1本のタバコを交代で吸うあたりに私のホモセンサーが反応してしまう。だがよくよく考えてみると、これはオランダでの場面である。という事はこれはタバコじゃなくてマリファナなのかな?
イスラエル人というのは皆「アラブ人なんて残らず皆殺しにしてやるぜ」と日頃から思っている凶暴な連中なのではないかという偏見を私は持っていた。だがもちろんそんなわけはなく、末端の兵隊さん達は我々日本の若者とそれほど変わらないフツーの人達である。ワンちゃんを殺してノイローゼになったり、敵国の民間人を撃ってしまって心を痛めたりする優しい若者達もいるのだという事を実感できた。
大変良い映画であった。ナントカ映画祭で賞を取った作品らしいが、なるほどそれも納得である。
そういえばこの映画と同様にレバノン戦争を描いた
『レバノン』というイスラエル映画があるらしい。戦車好きには必見の映画らしいが、日本で公開しないのだろうか。是非してほしいものだ。
■ 2010/09/29(水)
◆キューベルワーゲン その3いつも楽しく拝見させて頂いています。
忘れかけていた定期預金が満期になり、久しぶりに上京できそうです。
ぜひ12月、2月のイベントを楽しみにしています。
(中略)
次の管理人様の作品をとても楽しみにしています!そう言って頂けるのは大変有難いのですが、私は大した物を作らないと思うのであまり期待しない方が良いのではないでしょうか。ワンフェス自体は大きなイベントなので、何か他にも色々目的を探しておくと良いかも。
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さて、今日はハセガワの1/72キューベルワーゲンを作ろう。

ランナーが2枚。
私は中古で買ったのだが、
ハセガワのサイトによるとこの商品の定価は900円のようだ。
オマケでバイクも付いているようだ。シュビムワーゲンのおまけはケッテンクラートのようだからそっちの方が欲しいな。

そんなわけで1/72も組立完了。
先日作った1/35、1/48と並べてみる。
続々と集まるキューベルワーゲンファミリー。
次は
ハセガワの1/24を買うべきか?2500円くらいなら値段もお手頃だな。
さらには
タミヤの1/16なんてものあるぞ。8000円もするのか!全長238mmって事は模型というよりも既にラジコンのサイズだな。
■ 2010/09/26(日)
◆キューベルワーゲン その2いつも楽しく拝見させて頂いております。
シリコンのくだりが大好きな者です。
今回はガリガリクンのくだりが気に入りました。
使わせていただきます。
ありがとうございました。何に使うんだよ!
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さて、キューベルワーゲンを作ろう。

1/48と1/35を組み立ててみた。
それにしても48と35でだいぶ大きさが違うのだな。
そういえば以前これをおっちゃー氏が作ってたな…。
→参考何でキューベルワーゲンの後ろに砲弾積んどんねん。
■ 2010/09/24(金)
◆キューベルワーゲン急に気温が下がったようであるが、そろそろガリガリくんを食べ始めるのが真の漢か。

夏におでん、冬にアイスってのが漢の姿だぞ。
さて、気付いたら我が家にはキューベルワーゲンのキットが3個もあった。


この小さいのは何だ?中古屋で買ってきた1/72キットである。箱無しで280円か。
■ 2010/09/20(月)
◆成型色それにしてもタミヤのフィギュアは何で緑色なのだろうか。

国防軍の普通の兵士はこの様に緑色、アフリカ軍団はダークイエローという具合に、制服の色と同じ色で成型されている。

一方、ドラゴンのフィギュアはグレー1色である。
フィギュアには肌色の箇所もあるわけだし、塗るときに不便だから成型色は白い方がありがたい。タミヤもドラゴンも何で白で成型しないのだろうか。
なんて事を思っていたら、川口克己さんが自身のサイトで4年前にこの件について触れられていた。
"いろプラ"だから塗ってはいけない?色を塗る際には白の方が便利だが、成型色が白だとモールドが分かり辛くて見た目がショボくなってしまう問題点もあるようだ。なんにせよエアブラシを持っているならば、成型色が何色であろうと下地に白を吹けば解決する問題であるわけだが。
モリナガ・ヨウ氏の『35分の1スケールの迷宮物語』でも表紙イラストで成型色について書かれている。

最初期のタミヤのフィギュアは白かったようだ。
そういえば私も自作フィギュアを生産する際に、白のレジンキャストよりも、ほんのり黄色がかったアイボリー色のキャストの方が見た目の感じが良くなるので、アイボリーを使う事がある。

つまりはこれと同じ事なのか。
■ 2010/09/19(日)
◆ヒトラー漫画昨日に続いて今日もヒトラーネタでいってみよう。
今日は漫画を取り上げてみる。

『まんがで読破 わが闘争』
古本屋で見かけたから買ってきた。2008年に出版された本のようだ。
内容は可もなく不可もなく。
巻末で「この本はドイツでは出版禁止になっているんですよ。批判的に読んでね」といった注意書きが書いてあったり、ヒトラーをやたらと悪役顔に描いていたりするのは抗議団体に対する配慮なのだろうか。あるいは青少年に変な思想影響を与えないようにする為かな?なんにせよ、ヒトラーをもっと普通のオッサンとして描いた方が絵的にも良いのではないか思うのだけれど。
もう1冊。

水木しげる『劇画ヒットラー』
この文庫版が出版されたのは1990年だが、この作品の初出は1970年代のようだ。
これはなかなか良作である。ヒトラーの学生時代から死ぬまでを淡々と描いている。作風はまさに70年代の劇画風。
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そんなわけで、各作品を見比べてみようではないか。
まずは昨日取り上げた米国のドラマ『ヒットラー』


ヒトラーが初めてドイツ労働者党の集会に参加した場面。バイエルン州はドイツから分離独立すべきという意見にヒトラーが怒り出す。
次は"まんがで読破"版


こちらでも先述のドラマ作品と全く同様に描かれている。
最後に水木しげる版


話の内容は全く同じなのに、この牧歌的雰囲気は何だろう。これこそが水木ワールドなのか。
■ 2010/09/18(土)
◆ヒットラー最近ドイツ物のプラモばかり作ってるからという訳ではないが、私の中で今ヒトラーブームが来ている。
という事でヒトラーものの映画を見ていこう。

『ヒットラー』
2枚組みのDVDで販売されている。
元は2003年のアメリカのテレビドラマのようだ。

ヒトラーを演ずるのはロバート・カーライルである。可愛い顔をしていて絵ヅラ的にはヒトラーに見えないが、その演技力によって見事にヒトラーを演じきっている。

内容はほとんど『我が闘争』のまんまである。1934年にエルンスト・レームが粛清されるところで終わりである。映画としては普通に面白い。
だが戦時中が舞台ではないので戦車も砲も装甲車も出てこない。よってモデラー的視点からは全く見る所が無いだろう。
代わりにどうでも良い所に注目してみよう。

ミュンヘン一揆のシーンでほんの一瞬映る町娘の服装に注目だ。
何でこんな寒そうなほっかむりしてるんだろう。ミュンヘン一揆というのは1923年の11月8日の出来事であるが、11月上旬ではまだまだそんなに寒くないのでは?
ミュンヘンというのはドイツ南部の都市であるが、緯度的に見ると北海道の稚内よりも北で、カラフト南部と同緯度である。かなり寒いのかな??
JTBのサイトでミュンヘンの年間気候を見ることが出来る。これによると、緯度は高いが気候は逆に北海道よりも暖かいようだ。仙台くらいの気候かな?
つまりこのロシア人みたいなほっかむりは、とても寒いからという訳ではなく、単に当時の女性のファッションだというだけのようだ。
■ 2010/09/17(金)
◆迫撃砲チームセット迫撃砲チームセットを組み立ててみた。

さて、先日参加した
イエサブコンテストの結果が既に出ているようである。次回は冬にまた開催されるようなので、次はこの迫撃砲で参加してみようかと考えている。
丁度ワンフェスと時期が重なるから難しいかもしれないが、この程度のお手軽キットだったら何とかなるかな?
■ 2010/09/16(木)
◆田代>田代まさしを初めて知りました 漫画劇場は再開しないんですか?再開の予定は全く無いです。
更新履歴のページで確認してみたところ、漫画劇場というコーナーは2002年4月に始めて2004年1月に最終話を書いたようです。もう6年も経ったのか。
「田代まさしを知らなかった」というのは冗談で言っているのかと思ったのですが、ミニにタコ事件が2000年の事だから、もう10年も前の出来事である。このコメントを書いた方が仮に10代の方だとするなら田代を知らなかったとしても何の不思議もないわけだ。
それにしても今日のニュースを今日取り上げるという事に若干の恥じらいを感じてしまう。今日ブログ等で田代まさしの事を書いた人間は数百人と居ることだろう。誰もがやりそうな事を自分もやる必要は全く無いわけで、これは漢的美学からも大いに逸脱する行為である。真の漢ならあえて今日、勝新太郎のコカイン事件について書いたりしているだろう。自分はまだまだ俗物である。
■ 2010/09/15(水)
◆迫撃砲またしても「ザ・パシフィック」ネタ。
この作品の主人公の1人"ユージーン"は迫撃砲兵である。

迫撃砲兵というのは地味な兵科であるのだが、このドラマでは演出が上手なのか迫撃砲を発射するシーンが非常にスリリングに描かれている。これほど迫撃砲をかっこよく描いた作品が過去にあっただろうか?
ということで、迫撃砲のプラモを買ってきたよ。

タミヤ 1/35MMシリーズ193 ドイツ歩兵 迫撃砲チームセット
意外とミーハーな自分に驚かされるな。迫撃砲が活躍する映画に感動したのなら、そこはあえて全然関係の無い恐竜のプラモを買ってくるのが真の漢の姿なのかもしれない。まだまだ自分は俗物である。
それにしても何で米軍じゃなくてドイツ軍のキットなのか?
一応同じタミヤからアメリカの迫撃砲のプラモも発売されている。
アメリカ歩兵 機関銃チームセットこのセットなら迫撃砲に加えて、「ザ・パシフィック」劇中に登場するM1917水冷式機関銃まで入っていて2度おいしいかもしれない。
…が、古すぎる。このキットは1976年発売のもので、現在の目で見るとモールドが全体的にモッサリしていて魅力を感じない。ついでに言うなら発売当時は250円だったものが現在900円になっているというのも購買意欲を削がれてしまう。さらにいうならこのセットに入っている迫撃砲は"M1 81mm迫撃砲"であり、劇中の"M2 60mm迫撃砲"とは違う型である。
そんなわけで1995年発売の
ドイツ歩兵迫撃砲チームセットを買ってきた。
こちらの方がポーズに迫力がある。これも発売当初は600円だったそうだが、2006年の値上げで900円になったようだ。まぁ中古屋で安く買ったから値段は気にならない。

2000年代のドラゴンのフィギュアに比べるとやや見劣りがするのかもしれないが、この90年代のフィギュアキットはなかなかの出来である。戦車や飛行機や船のキットだけではなく、こういった小スケールのフィギュアも時代と共に確実に進化しているという事なのか。
■ 2010/09/14(火)
◆ペリリュー島前々回に触れた「ザ・パシフィック」について。
第6話でペリリュー島の戦いが描かれている。
米軍が航空支援を受けながら飛行場を横断するシーンはこの回のハイライトであるが…

史実では兵隊さん達はこのように飛行場を走り抜けたのではなく、トコトコとのんびり歩いて横断したらしい。

ペリリュー島というのは気温が40度を超える灼熱地獄であったようだ。(そういえばアメリカでは華氏表記が普通なのか…。)こういう高温の環境下では人間は走る事ができないらしい。
自分は気温が40度を超える環境を体験した事は無いが、気温が体温以上の状況下ではうちわで扇いで涼もうとしても逆に体が温まってしまう事になる。激しい運動をして体温が上がってしまうと、そのまま体温を下げる事ができずにぶっ倒れてしまうのだろう。
だからといって、作中でも史実通りノッソノッソと飛行場を歩いていたらマヌケなので、演出上このように砲煙の中を駆け抜ける迫力あるシーンにしたという事か。
■ 2010/09/12(日)
◆テレプシコーラ今月の
ダ・ヴィンチにて、山岸涼子の『テレプシコーラ』が最終回を迎えた。
「なんだもう終わりなのか」とつい思ってしまったのだが、この漫画は2000年の秋からまるまる10年も続いて来たわけだから、ここらで終るのが丁度良いのかもしれない。伏線も一応回収できたわけだし。
それにしてもなんとなく物足りない感じがするのは、恐らく主人公の女の子が最後に至るまで万全の状態で踊る事ができなかったからなのかもしれない。しかしこれはスポーツ選手に限らず我々普通のサラリーマンにとってもそうなのだが、何事も完全に力を出し切って満足のいく結果を残すという事はなかなか難しい。毎回必ずどこかに不満点を残しながら我々は生きているわけだから、このくらいのストーリーの方がリアリティーがあるのかもしれない。
それにしてもである。

山岸先生の絵にいちいち突っ込んだらいけないって事は重々承知なのだが、やはり70年代テイストの残るこの画風には要所要所でずっこけてしまう。いや、これこそが山岸作品の味なのか。
■ 2010/09/11(土)
◆ザ・パシフィックWOWOWでやってる
ザ・パシフィックというドラマが面白いので毎週見ております。
それにしても、この手のドラマを見ると毎回どうても良い脇役に注目してしまう。

出陣前は威勢が良いが、実戦では全く役に立たないこのヘタレ大尉。
テレビ朝日のプラモマニアの
松井アナに見えてしかたがない。

主人公レッキーの仲間で伍長に昇進した"チャクラー"。
この前芸人を廃業した
サードメン高橋に似て…ないな。

同じくレッキーの同僚の"ランナー"。
1998年の映画「シンレッドライン」の主人公(写真↓)に似てるな。

いや、共通点は眉毛が濃いって事だけか。
■ 2010/09/07(火)
◆1/72ミリタリーシリーズフジミといえば1/76AFVシリーズが既に存在するが、先月から「1/72ミリタリーシリーズ」という新シリーズを始めたようだ。
1/72 ドイツ軍用トラック 救護車仕様第一弾はトラックか。
このシリーズ今後も続くのかな?密かに注目である。
■ 2010/09/05(日)
◆ザクキャノン前回はジムキャノンについて触れたので、今回はザクキャノンについて。

ザクキャノンの肩に付いている砲は180mmキャノン砲であり、これは「キャノン」で問題ないようだ。ちなみにジムキャノンのロケット砲は対地攻撃用のものであるが、このザクキャノンのキャノン砲は上記のパッケージ絵にもある通り対空砲であるようだ。つまりザクIIというMSがIV号戦車だとするならば、ザクキャノンはオストヴィントやヴィルベルヴィントのような対空戦車だと思えば良いのか。
さて、ここで疑問なのはザクキャノンの形式番号である。
MS-06K「K」という文字は何だろう。
ザクデザートタイプはMS-06Dである。このDは"desert"のDと考えるべきなのだろうか。するとザクキャノンのKは「キャノン」なのか?でも"cannon"ならCだ。ドイツ語の"kanone"でKなのか?「ザクカノーネ」が本当の名前だけど、プラモの商品名は英語で「ザクキャノン」になっていると…つまり「ケーニッヒスティーガー」を「キングタイガー」という商品名でタミヤが販売しているのと同じだと考えればよいのか。
でもそれならデザートタイプは何故英語(desert)でD型なんだろう。ドイツ語で「砂漠」は"Wuste"だからW型になってしまう。
やはり素直にアルファベット順で、J型(陸戦型ザク)の次の型だからK型であると考えるのが自然か。だがそうなると今度はデザートタイプがD型である事が不自然になってしまう。
A型 先行量産型
C型 初期型
F型 量産型
J型 陸戦型
ザクIIといえば上記の種類が有名だが、これらの間にもB型、D型、E型、G型、H型といった正式採用されなかった型が存在するはずである。(現代世界と同様に、I型というのは紛らわしいから存在しないはずだ。)なぜD型がデザートタイプなんだ。納得がいかん!
ザクキャノンがJ型の次のK型なら、デザートタイプはL型かM型で良いのではないだろうか。…と思ったらM型というのは存在してザクマリンタイプの形式番号であるらしい。まさか"marine"のMじゃねえだろうな。何だか真面目に考えるのがあほらしくなってきた。
まぁこれも現実的に考えてみる。ガンダムという商品が20年30年続く商売になるなんて80年代の頃は誰も想像してなかっただろうし、その設定もその場その場で適当に決められた物が多いわけで、統一性に欠けたり矛盾があったりするのは仕方の無い事なのだろう。
それにしても、例えばG3ガンダム(RX-78-3)のモデックスナンバー(隊内整理番号)が103で偶然にも一の位が3である…といった中学生が思いつきで決めたような脱力設定はできれば勘弁してもらいたいものである。
■ 2010/09/02(木)
◆ジムキャノンジムキャノンの肩についているのはキャノン砲ではないようだ。

ジムキャノンの兵装肩部240mmロケット砲60mmバルカン砲ビームスプレーガン
カノン砲ではなくてロケット砲、つまりロケットランチャーである。バズーカやパンツァーシュレックのような物か。ガンキャノンやガンタンクはカノン砲だけれど、ジムキャノンはロケットランチャーのようだ。ちなみにフルアーマーガンダムの右肩に付いているのも360mm口径のロケットランチャーであるようだ。
どうしてロケット砲なのにジム"キャノン"という名前にしたのだろうか。まぁ現実的に考えるなら最初に設定を決めた人がやっつけ仕事でテキトーに決めてしまったのだろう。
この件に関して誰か突っ込んでる人は居ないのだろうかと検索してみると…
この人がつっこんでいた。やっぱりおかしいよね。