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近況はツイッターに書いております。

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著者へ伝言

■ 2008/11/30(日)
 
11月も終わりです。

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◆NHK教育でフィギュア特集

ETV特集「新しい文化“フィギュア”の出現〜プラモデルから美少女へ〜」という番組がやっておりました。1時間半の番組で内容もかなり見ごたえがありました。さすがNHKだな。

色々考えたり、新たに発見した事があったので、メモを取りながら見ておりました。とりあえず適当に羅列して行こうと思います。


ボーメさんが海洋堂までチャリ通なのがとても好感が持てました。朝ラジオ体操するのは専務の本にあった通りです。ファンドを乾燥機に入れて乾かしたり、素体を接着剤とアルテコ硬化スプレーで固めてポーズを決めたりするのはやはりプロでもやってる基本的な事なのだなと思いました。


ボーメさんがやっていた塗装に関してですが、塗料は濃い目で高圧吹きのようです。油絵的な重ね塗りでした。私はフィギュアは水彩画方式で塗るのですが、ボーメスケールのような大型キットの場合はあのように豪快に縫った方が良いのかも。先に濃い色から塗り、薄い色を重ねていくというのはやはり基本のようです。
あと、髪パーツに下方向からだけツヤ消しを吹くという手法は初めて見ました。真似してみようかとも思いましたが、あれは大型フィギュアだからこそできる手法かもしれません。

さて、番組内で荒俣宏さんが興味深い事を言っておりました。
日本人にはフィギュアの様な小さい模型を好む風習がありますが、そのルーツは江戸時代にあるそうです。江戸時代の雛人形には7段重ねの巨大な物もあったようですが、ある時期に幕府が贅沢禁止令の一環で巨大な雛人形を禁止したそうです。その為に雛人形がミニチュア化して行き、フィギュアの原点のような小型人形を作る文化が日本に誕生したそうです。

19世紀初頭にシーボルトが日本のミニチュア動物人形をヨーロッパに持ち帰っているので、18世紀には既に日本でミニチュア文化が出来上がっていたのかな。とすると巨大雛人形禁止令が出たのは松平定信時代あたりなのだろうか。ちょっと興味があるので、時間がある時に調べてみたいです。

もう1つ。山田五郎さんによると、アート(美術)がクラフト(工芸)より偉くなったのは19世紀に美術館や博物館が登場してからの事だそうです。美術館に入れる作品を選別する為に価値観を定めるようになり、大量生産品であるクラフトより少数生産品のアートを重視するようになったそうな。さすがNHK教育、お勉強になります。

明日に続くかも
■ 2008/11/29(土)
 
来月のホビコンは参加者多数により抽選になるそうですが、落とされたらどうしよう。

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◆目立てやすり


目立てやすり、なぜか2本持ってます。
溝を彫る際に使います。結構使用頻度は高いです。

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◆漫画の話

今日はこれ。

太田垣康男 『MOONLIGHT MILE』
小学館「ビッグコミックスペリオール」に2000年から現在も連載中。

SF漫画です。
普通SF作品というのは自然科学系なインテリジェンスな匂いのする作品が多いのですが、この漫画の場合は体育会系の汗と根性のエッセンスが多分に加味されております。

色々つっこみたい箇所はあるのですが、とりあえず1巻冒頭のこのシーンに触れてみましょう。

いきなり豪快なセックスシーンから始まります。しかも6ページにも渡ってかなりクドく汗臭く房事が描かれています。

「女を抱いた」という事を表現するだけなら2,3コマでサラっと描けば良いわけなのですが、あえて冒頭からこんな豪快なセックスを読者に見せ付けております。物語冒頭のこのシーンがこの作品の全てを象徴しているのではないでしょうか。
■ 2008/11/27(木)
 
先ほどラジオを聴いていたら連日の大麻報道について取り上げていました。大学生たちがファッション感覚で大麻を吸引しているようで、本当に物騒な世の中です。

大麻は煙草よりも人体への悪影響や依存性も少ないとも言われておりますが、やはり気管支や喉に害があり、依存性がある事も間違いないようです。

仮に害の少ない麻薬があったとしても、現行法で禁止されている以上はやはり手を出すべきではないでしょう。麻向法で捕まってしまうかもしれないというリスクはあまりにも大きいです。お酒や煙草等、合法的に気持ち良くなる手段にとどめて置くのが一番ですね。

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◆また100円ヤスリ

昨日に続きまた100円ショップで買ったヤスリについて。

写真上が100円のダイヤモンドやすりです。
昨日紹介したヤスリはそこそこ使えましたが、これは駄目でした。どうも目詰まりした削りカスが落としづらいです。

写真下はいくらで買ったか忘れましたがそこそこお値段のする普通のやすりです。こちらは使いやすくもう何年も使っております。

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◆コミック乱

毎月27日は月刊「コミック乱」の発売日です。私はこのオヤジ臭い時代劇漫画雑誌を毎月講読しております。(モデランのRUNさんと名前が同じなのがちょっと嫌だけどね。)

さて、今月の『風雲児たち』より

安政6年、一橋慶喜は不時登城を咎められ井伊直弼から登城停止の処分を受けるのですが、慶喜が登城した日は実はちゃんとした御三卿の登城日で、慶喜の登城には何の問題も無かったそうです。
これまで読んだどの本にも「不時登城の罪で」と書かれていたので、これは意外な新事実でした。
■ 2008/11/26(水)
 
このサイトの模型講座を参考にしてコンプレッサーを購入したというご意見を頂きまして、大変嬉しいです。見ず知らずの人からこういうコメントを頂くと、書いた甲斐があったなと思います。

さて、今日はとある高校の生徒が修学旅行先のアメリカで集団万引事件を起こすという、ちょっと恥ずかしい事件がありました。

修学旅行といえば、私が昔通っていた高校は中高一貫のお堅い進学校で、クラブ活動も修学旅行も無い学校でした。なので修学旅行の話を聞くと少々羨ましく思ったりもします。しかしながら今改めて考え直すと、面倒な学校行事が一切無く、ただただ勉強だけしていれば良いという環境は、それはそれで楽チンで恵まれた環境だったのかもしれないかなとも思います。

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◆100円ヤスリ

また100円ショップグッズ。


細身のヤスリです。


三角錐状になっているので、溝を彫ったり段差を作ったりする際に使えます。
このヤスリは100円で買った割には役立っております。

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◆漫画の話

今日はまた少女漫画にしてみよう。

山岸涼子 『舞姫 テレプシコーラ』

掲載誌は月刊『ダ・ヴィンチ』。第一部は全10巻で完結。現在も『ダ・ヴィンチ』誌上で第二部が連載中です。2007年に手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しております。

『アラベスク』以来30年ぶりの山岸凉子のバレエ漫画です。山岸先生自身もバレエの経験があり、その知識も作品にふんだんに生かされているようです。

山岸凉子といえば説明するまでも無い少女漫画界の大御所なんですが、相変わらず絵が上手なのか下手なのかが分かりません。素人が描いたような様な拙い絵もあれば、異様に美しい絵もあります。これは「漫画」だと思って読まずに「山岸涼子」だと思って読むのが正しいのかな?

5巻の中盤あたりに、主人公の女の子が走って1人で舞台を横断するシーンが見開きで描かれているのですが、そのページを読んだ時はさすがに鳥肌が立ってしまいました。このシーンは第一部の最大の見せ場の1つでしょう。この辺りが山岸漫画の醍醐味かなと思います。

第一部最終巻の10巻でとんでもない欝展開が待っております。そこでそれまで張られた伏線が解消されるわけで、王道といえば王道な展開ですが…。

ところで須藤さんというキャラクターは急に退場してしまいましたが、また出てくるのでしょうか?第1話から登場している重要なキャラなはずだからきっとまた出てくるかな。
■ 2008/11/25(火)
 
今話題の元厚生事務次官宅連続襲撃事件。なんだか推理小説みたいな変な話です。

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◆ナイフ

今日はナイフについて。


ファンドで何かを作る時は、こんなナイフを使っております。
上から
アートナイフプロ+ノコギリ
アートナイフプロ+平刃
アートナイフ
デザインナイフ

まあ皆さんも使っているであろう、普通のナイフ達であります。

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◆漫画の話

今日は何にしようか…。

あさりよしとお
『まんがサイエンス』

学習研究社の『5年の科学』『6年の科学』で1989年から現在も連載中(まだやってたのか!)。単行本は現在11巻まで出ております。

学習漫画です。掲載誌の都合上、左綴じで横書きに書かれております。
小学生向けに書かれた漫画ですが、大人でも充分楽しめます。私は大学生の頃に単行本で読みましたが、書かれている内容は自分も知らない事だらけだったので大いに勉強になりました。生物学、工学、物理学と多岐に渡る分野に触れられております。

この作品で注目すべき事は、原作者がいない事だと思います。普通この手の学習漫画の場合、どこかの大学の先生が監修に付いたりシナリオを書いたりするものですが、この漫画の場合はなんと一介の漫画家であるあさりよしとお先生が全部1人で書いております。難解な科学の内容を子供にもわかりやすく紹介するという事は大変困難な事であり、あさり先生の技量の高さを表している作品ではないかと私は思います。


さて、とくに私が好きなのはこの2巻です。「ロケットの作り方おしえます」というサブタイトルの通り、宇宙とロケットがテーマです。元々ロケットマニアであるあさり先生の本領が発揮されている巻でもあると思います。
衛星軌道に乗るという事はどういうことなのか、月に行くにはどうしたら良いのか、どういう経緯を経てロケットがあのような形になったのか、という事が分かりやすく書かれております。

学校の図書館に置きたい本ですね。というか既に置いてるのかな?
■ 2008/11/24(月)
 
今日は雨でした。

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◆へら


これはタミヤの調色スティック。

粘土で何かを作る場合、へらが必要です。
造型用のスパチュラは色々な種類の物が売っておりますが、結局このタミヤ調色スティックがへらとして一番便利だと思います。値段も安いしね。

このタミヤの調色スティックと爪楊枝とナイフがあれば、造型に関してほぼ事足りると思います。

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◆漫画の話

今日はこれ。

原作:山田風太郎 漫画:せがわまさき
『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』

掲載誌は講談社の今は亡き「ヤングマガジンアッバーズ」。アッバーズの中でも良心的な作品だったと記憶しております。2004年に講談社漫画賞も獲っております。

この漫画は山田風太郎の小説『甲賀忍法帖』を漫画化したものです。
そもそも『甲賀忍法帖』とは昭和33年(そんなに古いのか!)の作品で、忍法帖シリーズの1作目になります。
それぞれ何か1つ特殊能力を持った伊賀忍者10人と甲賀忍者10人が殺しあうお話で、後の少年漫画に多大な影響を与えた作品です。「超能力バトル」「団体戦」という物を最初にやったのが山田風太郎のこの作品だと言われております。

さて、この『バジリスク』は、そんな偉大な『甲賀忍法帖』をその発表から半世紀近くも経った21世紀になってコミック化したという事に意義があります。確か唐沢俊一が、2003年の漫画界での最大の出来事として、この「甲賀忍法帖まさかのコミック化」を取り上げていた記憶があります。

しっかりした原作がある作品なので、面白さは鉄板ですね。友人に「何か面白い漫画はないか?」と聞かれたならとりあえずこれを薦めておけば問題ないでしょう。全5巻という長さも読みやすく、最後もきれいに纏まっております。

なんで「バジリスク」というタイトルなのかがずっと疑問でしたが、そういう名前の怪物がヨーロッパの伝説上にいるらしいです。相手を睨んだだけで殺す力がある怪物のようで、なるほど弦之介の能力とかけているのか。
■ 2008/11/23(日)
 
日記再開早々コメントを下さった方がおりまして、大変恐縮しております。
どうもありがとうございます。

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◆100円ペンチ

今日はペンチについて。


これはダイソーで買った100円のラジオペンチ。
見ての通り安っぽいです。


普通のラジオペンチの場合、この挟む箇所には滑り止めのギザギザが刻まれているんですが、この安物ペンチはそんな物は無くツルツルです。しかしながら逆にこのツルツルなのが便利です。

普通のペンチで真鍮線を挟んで引っこ抜く場合は、どうしてもギザギザの痕が真鍮線についてしまいます。しかしこのツルツルの安物ペンチなら挟んだ物に痕が残りません。意外なところで便利ですね。

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◆いきなり漫画の話

とりあえず何か読んだ本の書評でも書いてみようかと思ったのですが、あんまり難しい本について書いても面白くないので、お手軽に漫画について書いてみます。

というわけで、これを取り上げてみましょう。

よしながふみ 『大奥』

白泉社の隔月刊誌「MELODY」に連載中の少女漫画で、現在3巻まで出ております。掲載誌がMELODYってことは、対象年齢はだいたい20代以上ってところでしょうか。2006年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞しております。

江戸時代が舞台の時代劇で、タイトル通り大奥ものですが、男女逆転の設定が最大の特徴です。男性のみが感染する疫病によって日本の男子人口が激減してしまい、やがて男性の代わりに女性が社会に進出していくようになり、最終的には将軍までもが女性になってしまうという世界でのお話です。江戸城大奥には女性に代わって若い美男子達が集められるという、ホモ的には嬉しい展開ですが、残念ながらホモ描写はありません。

6代家宣治世の正徳年間から物語は始まり、間もなくして8代吉宗が登場。吉宗が一事件を解決した後、急遽物語は3代家光の時代に遡るという展開で、読み始めると一気にこの世界に惹きつけられてしまいます。

1巻あたりだいたい5話収録されております。隔月誌連載なので、約1年に単行本1冊発売される計算になります。さて何巻くらいまで続くのでしょうか。恐らく時代が下って再び吉宗の時代まで来たら終わりになると思うのですが、それまで何巻くらいでどのように描くのか楽しみです。


さて余談ですが、この絵は3巻の表紙のものです。
ふと気が付いたのですが、この作者が描く横顔はやや特徴があります。鼻の位置が上すぎるのかな。というより口の位置が下すぎるのかもしれない。私もお人形を造型したりするのでそんな事が気になってしまった。


もちろんよしながさんはベテランの作家さんですから、この横顔はちょっと変なのは本人も承知した上であえてこういう描き方をしてるのだと思います。口を下げてアヒルみたいな口に描く事で、ちょっと冷めた雰囲気、悲しい雰囲気を作っているのではないかと私は思います。
■ 2008/11/22(土)
 
来月のホビコンに参加致します。
出品物は完成次第このサイトにアップする予定です。

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◆アルテコと光パテ

相変わらずアルテコの液体を使い切ったことがないです。


このアルテコ液、まだ半分も残っているのに劣化して硬化不良を起こすようになってしまった。
ちゃんと密封して保存していたのですが、やはり時間が経つと駄目になるのは仕方ないようです。アルテコなんてたまにしか使わないからね。


これはタミヤの光硬化パテ。
新発売になって間もない頃に買った物で、もう5年程使っております。
見ての通りボロボロなんですが、中身は今だ新鮮なままで、問題なく使用できます。アルテコと違って劣化しないってのは大きな強みですね。
私の中ではこの光パテの評価がかなり上がってきております。光パテはアルテコの様に強力な食いつきが無いし、厚く盛る事もできないという欠点もあるんですが、何年経っても劣化しないというのはそれらの欠点を補って余りある利点ではないかと思います。


さて、関係ないですがこれは100円ショップの瞬間接着剤です。
瞬着もアルテコのように劣化していきますが、100円と安いのでポンポン取り替えられるので便利です。私は10本以上買い置きしております。
瞬着にも高価な物がありますが、値段が高いと何か違うのだろうか?そんなに差は無いと私は思っております。

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◆なぜかパソコンの話


一時期こんな風に、ケースからパソコンの中身を取り出して使っておりました。見た目はとても変だけど、これでも普通に動くわけだから全然問題はないです。パーツ取り替えるのにはこの方が便利ですね。間違えて踏んづけて壊してしまいそうだけどね。


結局ケースに収めました。
中身も色々変わったぞ。


ところで今メモリがとても安いですね。
これを買ったのは確か半年程前なのですが、DDR2 800 2GBのメモリが3000円くらいでした(今はもっと安くなっているのかな?)。
4枚も買ったので現在8GBもRAMメモリを積んでおります。どう考えてもそんなにメモリを使う機会は無いので無駄の極みだ!
■ 2008/11/21(金)
1年ぶりにリューターについて
 
長らくお休みしておりましたが、またしばらく日記を再開しようと思います。

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◆リューター

去年の11月22日の日記でもリューターについて書きましたが…

丸1年経った現在はこんな状態です。
外装を開けてハンダで配線を付け直したりしつつ、いまだに使い続けているのである。


磨り減ったダイヤル部分には真鍮線3本刺して滑り止めにしております。

ウェーブの6000円くらいの安いリューターなので、もったいぶらずに素直に買い換えれば良いのですが、ホモパブ約1回分の金額だと思うと新たに買う事もためらってしまいます。どうせ買い換えるなら2万円位の高い物にしようかとも思うしね。

そんなわけで、まだまだ使い続けていこうと思っております。
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