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著者へ伝言

■ 2009/08/12(水)
 
夏だ。
読書の夏だ。

読書の季節は秋ではないかなんて言う輩がいるかもしれんがな、そんなものは女子供の理論だぞ。真の男は真夏のクソ暑い日に本を読むもんさ。

だからと言って「新潮文庫の100冊」なんてヌルいもんを読んでんじゃねえぞ。出版社のキャンペーンにそのまんま嵌っちまうのは男じゃねえからな。

真の男なら文学作品なんて読まずに漫画を読め。エロ本を読め。写真週刊誌を読めよ。

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◆横山光輝 『ウイグル無頼』

という事で今日も漫画について書いてみましょう。
今日取り上げる漫画はこれです。

横山光輝『ウイグル無頼』
真面目な歴史漫画かと思いきや実は横山先生らしからぬ馬鹿漫画です。

そもそもウイグル族とはどんな民族でしょう。
ウイグルとは中国の北方に住んでいた遊牧民族で、7世紀頃にフラっと現れ8〜9世紀頃に草原に巨大帝国を作り、その後いつの間にか消えていった民族です。漢の時代に北方に匈奴が居たように、隋唐の時代にはウイグルが跋扈していたわけです。(ちなみに草原の覇者は匈奴→鮮卑→柔然→突厥→ウイグルと移り変わっていきます。)現代中国にも新疆ウイグル自治区に「ウイグル人」が存在しますが、現代のウイグル人はこのウイグル族とは全く関係のない別の民族です。

と、ウイグル予備知識を入れたところで…この漫画とは全然関係はありません。
横山光輝先生と言えば、著作に『三国志』や『項羽と劉邦』『史記』といった歴史漫画があるので、この『ウイグル無頼』も8世紀頃のウイグル民族を描いた作品なのかと思いきや、どうも違うようです。


主人公の男の名は「ヘロデ」。ユダヤ人みたいな名前だけれどコーカソイドなのだろうか?でも「東方」からやって来ているという事は劇中の舞台はどこなのだろうか。時代はいつの話なのだろうか。劇中では全く語られていないので不明です。


そんなヘロデさんがいろいろあって大帝国を作ります。モンゴル平原にウイグル族が大帝国を作るというのは歴史通りなのですが…ちょっと待てよ。この地図おかしいぞ。左の方にカスピ海らしき物が見えます。これは中国北東部の地図かと思いきやアジア全体の地図の模様。


一応ツッコミを入れてみよう。
なんにせよ中華、モンゴル、チベット、中央アジアを丸々飲み込んだ大帝国である。こんな大帝国聞いたことが無い。おかしいぞ!


と、そこで第1話の扉絵を改めて見てみると、「古代大ウイグル帝国」と書いてある。やはりこれは8世紀のウイグル帝国ではなく有史以前の話なのか。紀元前2500年頃にもしかしたらこんな大帝国があったかもね…というお話なのかいな。


最後はハイパートンデモ説を垂れ流して終わるのである。まぁこの漫画は始めから歴史ものだと思わずにバビル2世のようなフィクションのファンタジー作品だと思って読むのが正しい読み方なのかもしれない。

この『ウイグル無頼』は1972〜73年に連載され、長年単行本にならなかったのですがついに2003年に講談社文庫から単行本化されたという作品です。これは私の勝手な想像ですが、横山先生自身もあまり単行本化したくなかったのではないかと思ってしまいます。まぁ横山先生は数多くの作品を残した巨匠なので、著作の中にはこういう妙な作品もあるのでしょう。
■ 2009/08/11(火)
 
部屋掃除していたらこんなのが出てきました。

そういえばワンフェス当日、この紙を机に貼っておくのを忘れておりました。

これとは別に当日版権承諾証という卓上に提示しておく事が義務付けられている紙がありまして、当日はそれだけを出していました。ディーラー名を記したこの紙は提示しておかなくても問題は無いでしょうが、次回からは気をつけたいものです。
■ 2009/08/10(月)
 
「第1話のタイトルは"ポコチン元気です"ではなかったか?」
「いや、"ポコチン元気です"は『毎度おさわがせします2』の方だろ」
という論争を昨日友人とした。

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◆トレジャーフェスタ

さて10月のトレフェスの書類を書いて送りました。

藤林杏はこの前のWFであんまり売れなかったので前回で販売終了とします。エステルは生産するのが面倒なんですが、3個くらい持って行こうと思います。あとはWFでも販売したアマガミ2体と、それに加えて1つ新作を出したい…ものですが、どうなるでしょう。

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◆作風について

今日は1つ説を立ててみよう。

フィギュアの作風という物は大きく分けると「大振り系」と「バント系」に分けられるのでは無いだろうか。あぁ、あと「RUN系」ってのもあるけど、これはRUNさんだけだからね。

「大振り系」というのは構図が大胆な物で、歌舞伎役者のような見得を切ったポーズだったり、あるいは妙にエロかったりするような狙った作風。対して「バント系」というのはどこにでもあるような地味で堅実な作風です。

わざわざフルスクラッチでフィギュアを作ろうなんて考える人は誰しも最初は「すごい物を作ってやろう」と考える物です。私も以前は二塁打や三塁打、あわよくばホームランを打ってやろうなんて考えた事もあります。しかしある日イベント会場でかなりベテランのディーラーの人がバント作風の堅実なフィギュアを作っているのを見て考えを改めました。「まずは基本的なバントが出来ないと野球は出来ない。ホームランなんて物は4番バッターが打つものであって、アマチュアの自分は送りバントでもしていれば良いのではないだろうか」と。大振りして三振するのも結構辛いしね。

それにしてもバントはバントで結構難しいものです。余裕を持ってバントをして行きたいのだけれど、でも自分にはまだバントするのでさえも全力でやらないと難しいんだよね。
■ 2009/08/08(土)

◆νガンダム完成

忘れていた。
ドラマ『毎度おさわがせします』第1話のタイトルが「こんにちはポコチン」であった事を。

さて、今日もガンプラ作るか。

フィンファンネル。6個もあって面倒です。


そして完成だ。
結構なボリュームになります。アッシマーと身長同じくらいだ。1/100のF91ともほとんど身長変わらんぞ。


それにしても先日作ったHi-νガンダムと並べてみると、明らかにHi-νの方が出来が良いです。いやもちろんこのνガンダムHWSの方も悪くは無いんだけれども、Hi-νの出来が良すぎるような気がする。Hi-νはエッジが立ってて1/144スケールのプラモらしくないというか、「ガレージキットです」と言われても信じてしまうような精巧な出来です。

νガンダムが2008年3月発売でHi-νが2009年6月か。この1年の間に何か技術改革があったのかな?今度ジェガンも発売されるらしいし、最近のガンプラには改めて注目したいです。でもガンプラばっか作ってないでフィギュアも作らなあかんですね。10月のホビコンにも出る予定だし。
■ 2009/08/05(水)

◆νガンダム


今日は脚と腰が付いて体はこれで出来上がりである。

もうちっとで完成だな。いや、まだ先は長いのか?
■ 2009/08/04(火)

◆νガンダム


よし、今日は腕が生えたぞ。

そういえばぜんぜん話が変わるけど、かの有名な"富士そば"の店舗が先日千葉駅前にもできたから食いに行きました。…普通の蕎麦屋でした。店内では本当に演歌が流れてました。1回食べただけでは何とも言えないのでまたお腹が減ったときに食べに行こう。

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◆山本直樹『レッド』

今日はこの漫画について語ってみましょう。

山本直樹『レッド』。講談社のイブニングに隔号連載(つまり月イチ連載)されており、現在単行本は3巻まで出ております。山本直樹さんは劇画村塾出身のエロ漫画家ですが、今作にはエロシーンはありません(ほんのちょっとだけあるけど)。

"1969〜1972"というサブタイトルも示しておりますが、連合赤軍を扱った作品です。物語は1969年の羽田空港火炎瓶闘争から始まり、恐らく最後は72年の山岳ベース事件〜あさま山荘事件まで描くでしょう。(…でも連載終了まで掲載誌のイブニングが廃刊にならないかどうか心配だ。)

大菩薩峠事件やよど号ハイジャック事件はなんと1コマでアッサリ終了。山岳ベース参加者が関わっていない事件に関しては深く取り上げない方針のようです。いずれ死亡する人物にはあらかじめ1〜15番の番号が振ってあるのが不気味です。吉野(作中では吾妻)のお母さんが初期の頃から登場しますが、この人があさま山荘で説得を行うあの母親かと思うと泣けてきます。

さて、作中にはガンダムの安彦良和氏も登場しております。

69年の弘前大学でバリストを行った際のシーンです。「バリ封しても意味ねーよ」と主張する文学部代表の男が安彦さんです。植垣康博氏の『兵士たちの連合赤軍』にも同じシーンがあります。この後安彦さんは弘前大学を放学処分になり、東京に出てアニメーターになったそうです。植垣さんはこの後赤軍派に入って過激な活動を始めるのですが、何で赤軍派に入ったかというと「たまたま弘前大にオルグに来た人が赤軍派だったから」というだけの理由だそうです。数年前"朝まで生テレビ"に出演していた植垣氏本人がそう言っておりました。

映画『光の雨』や『実録・連合赤軍』では山岳ベースでのリンチのシーンがどうもイマイチだったので、この作品ではどう描くのか非常に楽しみです。
■ 2009/08/03(月)

◆νガンダム


さて、今日は武器ができました。まだ先は長いな。


ところでこのパーツ、左側部分が行き止まりになっている為に空気抜きが4個付いております。いやこれは抜け口を作っているわけではないので「空気抜き」というより「空気押し込め箇所」とでも言ったほうが良いのかな。金型でプラスチックを成型する際はかなり高圧で樹脂を流し込むと思うので、このような「押し込め箇所」を作らずとも問題なく成型されているのですが、でもこれは確実に気泡を作らないための保険を掛けた設計なのでしょう。

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◆JIN


そういえば少し前に『JIN』のドラマ化のキャストが発表されておりました。TBSの日曜劇場の枠で10月から放送だそうです(詳細はこちら)。

全10話程度だろうから単行本5巻分くらいをやるのかな。それなりに楽しみだけれど、自分にはテレビドラマを見る習慣ってのが全く無いから見逃してしまいそうだな。

主演は大沢たかおさん。15年もキャリアがある役者さんなのに私はよく知らないな。でもきっと良い役者さんなんでしょう。咲さんの役が綾瀬はるかか。となるとおっぱい手術なのか?そういえば結局『おっぱいバレー』を観に行くのを忘れておりました。豪華な出演陣で楽しみです。緒方洪庵先生役が武田鉄矢である事以外はね。
■ 2009/08/02(日)

◆モニター

市場ではすっかり液晶がメインとなったパソコンのモニターですが、私は頑としてブラウン管モニターを使い続けておりました。でもそろそろ買い換えることにします。


買ってきたぞ23インチ液晶。安かった。でもこんなに画面が広くても使い道に困るな。まぁ薄いので場所はとらないからいいか。

ついでにOSとハードディスクも買ってきてWindowsVistaに入れ替えてみました。そろそろWindows7が発売されるというこの時期にVistaを買うのが真の漢だな。本当はWindows98をあえて今入れることで漢っぷりを示したかったんですが、無意味なのでやめました。

なにはともあれ、これで新体制でRUNを苛める事ができるな。

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そういえばWFでこんなベースが売ってたので買ってきました。

小型の木製ベース。余った木材を自分でカットして作ったそうです。大きいのが100円。小さいのが2個で100円。300円分買ってきました。

ワンフェスで買い物したのはこれだけかも。あと何か買ったっけかなぁ。眠かったから缶コーヒーを何本も買ったけれど。あとは閉場間際にワンダーショウケースの自転車のやつを買いにいったんですが、売り切れてました。残念。

それとconceptionというディーラーで変なブロックを展示していたのが印象的でした。動画もアップされております(ニコニコ動画なので見る際にはアカウントが必要です)。
一方だけに錘を入れて重心をずらしているブロックで、ありえない積み方ができます。ブロックを手に持つと、非常識な重心の為か変な磁場の中に居るようで非常に気持ち悪かったです。
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