最近全く更新していないので、日記はお休みします。
近況はツイッターに書いております。

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著者へ伝言

■ 2005/01/28(金)
ネット上に模型を公開してる人ってのは極一部だ。
自分が模型サイトをやってるから完成模型をネットに載せるのが当たり前のように思いがちなんだけれど、模型サイトを作ってまで完成品を公開してる人は一部の奇特な人だと考えてよい。

例えばMGのゼータプラスってのはネット上にいくつ完成品があるだろうか。
50個くらいかな。探しまくれば100くらい見つかるのかな。
もちろん売れた数は何千だか何万という数になるのだろうけど、ネット上に載ってる完成品ってのはほ〜んの一握りの数でしかない。

特にそれを実感するのはガレージキットだ。
生産数が20個とかいうキットの完成品はネット上ではまず見つからない。そういうマイナーなキットを作っている時に、同じものを作ってる人を見つけると妙な連帯感を感じる。

買った人が100人居たとして、
積んどくままの人が多分40人(積んどく人って意外と多いと思う)
すると組み立てる人が60人
色まで塗る人は20人くらいかな
そんで一部の奇特な人が1人居て、その人がネット上に完成品を晒すのだと思う。
■ 2005/01/26(水)
e-bank
e-bankというネット銀行のキャッシュカードはクレジットカードと一体型になってます。
一見便利そうなカードなんだけど、ATMで貯金を下ろす時にカードを逆に入れてしまうとクレジットカードでキャッシング(つまり借金)をしてしまうという罠があります。

先月ATMでe-bankから7万円下ろしたはずだったんですが、実は日本信販から7万円借金しておりました(←気付けよ!)。
今月に請求があったんですが、利子が2300円くらい上乗せされておりました。たかが2000円とは言え、ただで取られちゃうのはかなり悔しいものがあります。

何はともあれ本当に気づけよと言いたい。ATMにカード入れた時にちゃんと確認画面出るんだし。
■ 2005/01/25(火)
萩(はぎ)と荻(おぎ)をいまだに間違えてしまう。
昨日「はぎわらさん」の事を「おぎわらさん」と言ってしまった。
くさかんむりの下が「秋」の方が「はぎ」って覚えておこう。秋はきっと毛が抜けるシーズンだからハゲになってしまうから「はぎ」なんだ。多分。

■今日のRUNネタ
あんまモデラン叩きネタばかり書いてると本当に仲が悪いのかと思われてしまいそうですが、本当に仲悪いです。
■ 2005/01/23(日)
メキシコ
邪馬台国といえば九州説と近畿説が有名ですが、メキシコ説ってのもあるらしいです。
考古学とかはさっぱり分からない分野ですが、さすがにメキシコは無いだろ。

中国の南北朝時代(多分6世紀か7世紀)に扶桑国という謎の国から使者がやってきた事があるんですが、その扶桑国ってのがメキシコだという説ってのは結構有名だそうです。
でもやっぱりメキシコは違うと思うなぁ。
■ 2005/01/21(金)
伏字
●今日のテーマ
誰でも分かる名前をあえて伏字にする表記はやめて欲しい。

●例
「バン○イ社のガ○ダムのプラモデル」

●その理由
1.読みにくい
 それは自分が我慢すれば良い。
2.たまに伏字の中身が本当に分からない時がある
 分からない言葉は調べれば良いのだが、伏字の為調べようがない。この場合は非常に困る。
 (この前私もそういう経験をした。人物名だったが、それが役者名なのか作家名なのかわからなかった。)

●考察
何でこういう書き方をするのか本当に分からない。どういうメリットがあるのだろうか?
表記する側としても「バンダイ」と普通に入力するより「バン○イ」と入力するのには余計な手間がかかる。そして読む側としても○の中身を考える手間がかかってしまう。
伏字にする事で肝心の伝達情報量を減らすというリスクを冒すにしてはギャグとして全然面白くない。
「○の中に何が入るかな?」というミニゲーム機能を兼ねているとしても、「バン○イ」を知ってる人が見たら馬鹿馬鹿しくて腹が立つだけだし、知らない人が見ても理解できずに余計に腹が立つだけだ。
将に百害あって一利なしではなかろうか。本当に理由が分からない。


■今日の聖闘士聖矢
■ 2005/01/20(木)
蕎麦
蕎麦を置いていない蕎麦屋があった。

■今日の聖闘士聖矢
■ 2005/01/19(水)
改名
また名前ネタ。

この前おっちゃー氏が、「名前かっこ悪くて恥ずかしいから改名しようかな」とか言ってた。でもそれは許さん。
どうしても改名するなら、私がもっと恥ずかしい名前を考えてあげたいと思う。「せんずりマス男」とかね。

改名といえば私も考えた事がある。まさか実際に「ら教」の名前で他人と会ったりするとは考えてもなかったので。実際に飲み屋とかで「ら教さん」と呼ばれるのはかっこ悪くて仕方ない。初めから他人とネット上だけでなく現実のお付き合いまですると判っていたら「たかしくん」みたいな普通の名前を付けていたんだけど。

しかしながら改名というのはややこしいだけである。
自分にとっては「恥ずかしい名前から解放される」という利点があるけど、他人からしてみると混乱の元になるだけで不便な点しかない。周りの人からすれば、新しい名前を覚えなくてはならなく面倒臭いだけである。
実際私の周りにも改名をした人がいるが、正直私は「何で変えるんだ。勘弁してくれ。」としか思えなかった。中村半次郎が桐野利秋になったり、荒井由美が松任谷由美になったりしたけど、お前が名前を変えてどうする。自分が決めた名前なんだから最後まで使ってくれとしか思えない。

そんなわけで、改名は駄目だ。おっちゃー氏も私も、死ぬまでこの名前なのだ。


■今日のRUNネタ
「RUN」って名前は初めからオフ会で他人に呼ばれる事を想定して考えた名前だそうだ。それにしては「ラン」ってのはマヌケだと思う。
そもそも「RUN」って動詞だ。何で当たり前のように名前にしてるんだ。今まで誰もつっこまなかったけど、私は3年前からこれが言いたくて仕方なかった。
まぁ造語の類だと思えば良いんだけど。
■ 2005/01/17(月)
名前の話
今日は名前について考えてみよう。

私のペンネームは「ら教」って名前です。すごく変な名前なんですが、8年くらい前からこんな名前でやっているんで、仕方なく使い続けています。(厳密に言うと最初はもっと長かったんですが、言いにくいからという事でどんどん短くなりこうなりました。)

さて、問題はその発音について。「ラキョウ」と発音する時、アクセントはどこに付くのか。
他人が発音しているのを観察すると2パターンある事に気が付きました。

まず棒読み。ノーアクセント。
帰郷、秘境、地表、辞表、伊藤、後藤。

もう1つは頭にアクセントが付くケース。
度胸、儒教、機能、塗料。

どっちが正しいのかは私にもわかんないです。別にどっちでも良いですね。


■今日のRUNネタ
今日からコーナー化。モデランのRUNさんの悪口を書き続ける事にする。

「RUN」の発音は10人中10人が頭にアクセントを付けると思う。元々英語の「RUN」の発音がそうだし。
でもそれは、私的には間違った発音で、ノーアクセントで発音するのが多分正しい。風邪引いた時に喉にからみつく「タン」と同じ発音ですね。
汚い物を吐き捨てるように「らん」と言うのが正しい発音です。できれば口に出したくない言葉だけど、しかたなく…って表情をすると尚良いです。
■ 2005/01/15(土)
最近RUNさんが私の影響で「漢」って言葉を使うようになったんですが、駄目だね。奴は漢の意味をまだ全然理解していない。
ではどういう行為が漢なのだろうか。今日はそれについて考えてみよう。

最近全くテレビ見ないからわかんないんだけど、NHKの「試してガッテン」って番組、まだやってんのだろうか。山瀬まみとか出てたやつ。
あの番組にガッテンボタンってのがあります。押すと「ガッテン!ガッテン!」って言うボタンですね。納得した時に押すみたいです。このボタンは漢です。

似たような物で、最近『トレビアの泉』って番組の「へぇ〜ボタン」ってのがありますが、これは漢じゃないです。
「へぇ〜ボタン」ってのは押す事によって「へーへーへー」と押した分だけポイントが貯まりまして、そのポイントによって各作品が評価されます。「へぇ〜ボタン」ってのは一見マヌケですが評価ボタンとしての立派な機能があるんですね。

対して「ガッテンボタン」ですが、これは1回押そうが10回押そうが全く押さなかろうが何の変化もありません。出演者の皆さんが必死にボタンを「ガッテンガッテン」って押してるんですが、それは実は全て無意味な行動なんですね。面倒臭かったら押さなくてもいいわけだ。なのに頑張って連打してる。で、その行為に誰もつっこまない。これ程「漢」なボタンは無いだろう。

思うに「ガッテンボタン」を考案した人は恐らく若い頃から様々なキャリアを重ねて来た叩き上げの敏腕プロデューサーで、現時点におけるあらゆる笑いを超越した物を考えてあのボタンを思いついたのではないだろうか。「今の日本人にはまだこれの面白さがわかんね〜だろうなぁ」とか言いながら。

その機能と存在意義が明白な「へぇ〜ボタン」と、一見何の為にあるのかわからない「ガッテンボタン」。本当に面白いのはどちらかと言うと、ガッテンボタンの方だと私は考える。
そしてそれが「漢」とそうでない物との違いなのだ。
■ 2005/01/14(金)
サーフェイサーの話4
まだサフの話

CSフジの『プラモ作ろう』って番組で、「サフを使うとモールドが埋まってしまうので」という事でサフレス塗装をしていたんですが、そんなに埋まるのかな。「モールドが埋まる」とか「塗膜は薄く」ってのは私にはあんまりわかんない世界です。

今日はそれについて考えてみよう。
・サフレスでは
 塗膜は薄くなりモールドが埋まる事はなくなる 何よりサフを吹くという手間が無くなる
 でもペーパーを1000番かそれ以上まで掛けないといけない
・サフ使うと
 塗膜は厚くなりモールドは埋まる サフを吹く手間がかかる
 でもペーパー掛けは400番のみで充分
うむ、まとめるとこんな所だ。

私としては全パーツに細かい番目までペーパー掛けをする手間が増えるくらいなら塗膜なんて若干厚くなっちゃっても良いからサフ使ったほうが楽なんじゃないかと思ってます。サフで埋まろうが埋まるまいが私は毎回針とナイフでモールドを深く彫り直してるし。別に彫りなおさなくても缶サフでどばーっと間抜けな吹き方しない限り大丈夫だと思うけどなぁ…。駄目なのかな。

サフを使わないその理由が「モールドが埋まる」じゃなくて「パーツの成型色は白だし吹く必要が無い。無駄な作業だ。」というのなら漢だったのに。少なくとも私としてはそちらの方が納得できます。

サフを使うデメリットの中の1つとして「全パーツにサフを吹く手間がかかってめんどくさい」ってのがあると思います。これはデメリットとして「モールドや塗膜がウンヌン」という点と同じかそれよりも大きいんじゃないかなって思います。時間と手間とそれから金がかかるわけだし。無駄な作業、効果の薄い作業は省略するに越した事はないからね。

でもサフ吹かないと、パーツをより丁寧に磨かなきゃならないので余計に手間がかかるわけで、結局サフ使う方が楽だという風に現在私は受け止めております。

サフについての話ここらで終わり。長くなってしまった。これまとめれば論文1個書けるぞ(あ、そりゃ無理か)。
それと最近モデルランナーの画像が尋常じゃなく重いんで、皆で苦情を出そう。
■ 2005/01/13(木)
サーフェイサーの話3 サフレスについて
前々回の続き。今日はサフ無し塗装。サフレスについて考えてみる。

白パーツをグレーにするのは遠回りだという考え方を前に書きました。その考えを突き詰めていくと最終的には「成型色と同じ色に塗るなら塗らなくていいじゃん」という結論になりそう(←それは行き過ぎてスタート地点に戻ってる!)。そこまで行かずとも、「サフを使わないでもいいんじゃない?」という考えもあります。サフレス塗装ってのはフィギュア塗装ではかなりメジャーな手法の1つです。

フィギュアでサフレスってのは非常によく分かります。私は肌色塗装は単色で濃淡を付けていくやり方で塗っているのですが、この塗装法だと下地は真っ白でなくてはいけません。キャストが白ならその色をそのまま使うというのは、これは一番無駄がないベストなやり方ですね。(レプリカントって雑誌の講座によると、白目箇所は何も塗装せずキャスト地の白をそのまま使うという方法もあるそうです。)

でも私はサフレスってなかなかできないです。何故かというと…
理由1:ちっこい傷があるんではないかと気になってしまう
神経質だ。でもサフ使って塗装しても傷を見落としてて、完成後に気が付くというミスも結構犯してます。というかそんなちっちゃいミクロな傷まで気にしないでも良いと思うんだけど…。それにグレーにしたらわかる傷も肌色だとほとんど目立たなかったりもします。こう考えると抜きが悪くて気泡がプツプツあるキットでなければサフレスでも良さそうだなぁ。

理由2:キャスト地にそのまま色を乗せると変色するらしい
変色するってのは人に聞いた話で実際に自分で確認したわけではありません。というかサフレス塗装で仕上げたガレキは1体もないので。ただ、仮組しただけの未塗装で棚に置いといた白人形が2年経ったらうっすらと黄色くなってた事はありました。やっぱりキャスト内部から何か知らないけど成分が浮き出てきて変色するのだろうか。それともタバコのヤニが付いて変色したのだろうか(←まさか)。
これは聞いた話で嘘か本当か分からない事なんですが、サフレス塗装というのは時間がたったら黄ばんでくるのを計算に入れ、黄身を減らして塗装するとか。ホントなのかな。だとするとどんな色に塗ったらいいのか分からないしちょっと嫌だなぁ。

そんな理由で(特に理由2の方が大きいんですが)サフを使うようにしております。はっきり言ってツヤ消し塗装なら表面をそこまで丁寧にツルツル平滑に処理しておく必要は無いと私は思っているからサフ無しでも良いんですが、未確認情報ながら変色という恐れがあるのでとりあえずサフで下地を作ってます。

あとこれも石川さんの所で読んだんですが、やっぱりサフを使うと塗料の乗りが変わるらしいです。言われてみるとサフ吹いた方が塗りやすい気もするなぁ。でも私にはそのレベルの話になると正確にはわかりません。
まぁ何はともあれ、そういう事で私の中では「サフは使おう」という事になっております。いずれ考え変わるかもしれませんけど。

多分まだ続く。
■ 2005/01/11(火)
白パテ
サーフェイサーの話は少しお休み。
今日は謎のパテ、「白パテ」のお話。

ホームセンターで見つけたので買ってきたこの「家庭用パテ」。かなり胡散臭い。ホントに使えるんか、こんな物。

『フィギュアマニアックス』って本でコトブキヤの原型師が色々現場の道具を紹介しているコーナーがあるんですが、この白パテも紹介されていたので使えるかどうかよくわからんけど買ってきました。
値段は600gで600円くらい。1kgで700円ちょっと。お買い得そうだったので私は1kgの方を買ってきました。

さてこの白パテ、まだ使ってませんが、どういう風に使うかと言うと、ラッカーパテでは大きすぎる傷(あるいは気泡)を埋めるのに使うようです。つまりポリパテ(あるいはアルテコ、タミヤ光パテ)の代わりですね。

その特徴は…
●まず水で溶ける。
…サフ前に水洗いしたら溶けちゃうな。
●ラッカーパテ、ポリパテに比べて食いつきが全然悪い。ただ上に乗ってるだけ。
…なんだそりゃ。全然駄目じゃん。
●完全硬化しても柔らかい。爪で引っかいたら簡単に崩れるらしい。
…もうお前全然良い所無いだろ。
というわけでして、良いところが全く見つからない。唯一の利点は「安い」という事くらいでしょうか。

で、その雑誌の記事によると、このコトブキヤ原型師の人も最初「何でこんなもんつかってるんだ?」思ったそうです。確かにそうだ。しかしながら、実際に使ってみると「百聞は一見にしかずでかなり使える」らしいです。ホントかね。

「食いつきが悪い」ってのはどうせ上からサフやホワイトでコートすれば問題ないわけだし、「硬化しても柔らかい」ってのは逆に考えると加工が簡単と言う事になる…らしいです。
確かに爪でひっかいたら崩れるといっても、爪でひっかいた時点で塗装が剥がれるわけだし、そんなに表面をカチコチの素材で固める必要もないのかな。
何はともあれ、これで気泡や傷埋めが楽になるなら良いのかもしれない。アルテコとあんまり変わらなかったら使う意味ないですね。

とりあえず自分で使ってみて確かめてみようと思いました。というか自分で使う前から紹介するのは今後はやめよう。
■ 2005/01/07(金)
サーフェイサーの話その2
前回の続き。最近ホワイトサフを使うようになったという話。

白サフなんですが、瓶入りのホワイトサフってのはクレオスは出しておりません。タミヤは出してるのかな?いや無いはず。
クレオスもタミヤも缶スプレーなら白サフ出しているんですが、瓶はありません。私はどうしてもブラシでサフを吹きたいのでこれは困るなぁ。缶買ってコップに中身取り出すのも面倒だしガスの分の値段が勿体無いし。
石川さんのサイト(だったかな?)で読んだのですが、クレオスのグレーサフというのはホワイトサフに黒の塗料を足してグレーにしているだけで、色以外は全く同じ物らしいです。そうなのか!こうなるとますます瓶入りの白サフ出して欲しいなぁ。ベースホワイトとかいらないから。

では今白サフは何を使っているかというと、フィニッシャーズのアクリルプラサフホワイトってのを使っております。

なんか最近フィニッシャーズの営業マンみたいなんですが、別にこのサフが優れているからというわけではなく、たまたまこれがあったから使ってるというだけです。以前にフィニッシャーズ塗料をまとめてドカっと買った時にこのホワイトサフも何本か買ったので、それを惰性で使い続けております。もし他のメーカーのやつでもっといい物があればそれを使うだろうと思います。
ちなみに、このフィニッシャーズ白サフはプライマー入っているらしいんでレジンにも問題なく使えます。プラモデルにも使ったところ何も問題ありませんでした。

余談
この前千葉軍団の集会で「クレオスかタミヤが瓶入りの白サフ出してくれないかな〜」って話をしたら、ある人から「出てるぞ」と言われました。出てんの??ネットで調べても見つからなかったし、模型屋にも置いてなかったからベースホワイトの間違いかな。それとも新発売したのかな。

サーフェイサーの話続く 明日は多分サフレスの話
■ 2005/01/05(水)
今度はサーフェイサーの話
今日はサーフェイサーについて。
ガンダム塗っている時、グレーサフ使うと非常に複雑な気分になります。
ガンダムは白で、パーツの成型色も白。それを白く塗る。なのに何故か一度サフを吹いてグレーにする。意味がわからん。これはすごく遠回りなのではなかろうか。

徳川光圀が江戸から領国の水戸に帰るとき、真っ直ぐ常磐道を下って常陸の国に帰らずに何故か南下して相模の国へ行き房総半島を経由して帰ったり、何故か北上して越後まで行ってから常陸に入ったりと小旅行したという、水戸黄門の諸国漫遊の元になった話があります。白パーツをグレーにしてまた白く塗るというのはこれはこの諸国漫遊と同じではないかと思ってしまいます。上野から常磐線で1本なのに何で東海道本線で逆方向に進んでるんだ!

最近それを激しく実感いたしまして、グレーサフをやめて白サフ使うようになりました。(フィギュアの肌色塗る時は特に…。だからサフレス塗装する人が多いんだね。)

このサイトの模型講座でも書いたのですが、グレーサフと白サフ、それぞれの長所短所があります。
・グレーは傷が見つけやすいけど下地に黒味が出来る。(白を塗り重ねる手間が増える)
・ホワイトは傷が見つけにくいけど下地を白く出来る。
確かにホワイトだとグレーよりも傷が見つけにくいんですけど、パテやプラ板で形を変えた所でない限りそんなに傷は無いと思いますんで、「下地を白く出来る」という方に重みを置き、ホワイトサフを使う事にしました。凝視すればホワイトでも傷見つけられますし。
形を変えた箇所、つまり改造した箇所ではグレーを使って表面の厳密チェックをして、必要ならそこからファンデホワイトで白下地を作るというやり方にしておりますが、素組箇所はホワイトサフで良いんじゃないかな〜って最近思ってます。

それにしても「サフはグレーであるものなのだ」という固定観念に捕らわれすぎていた様な気がします。ピンクサフや肌色サフは使った事無いけど、実際使ってみたらもしかするととても便利な物なのかもしれない。

長くなりそうなんでサフのお話続く


そうそう、今思い出した。無駄話。
徳川光圀の「圀」という字は則天文字といって、中国の唐の時代(厳密に言うと唐を中断したけど)の則天武后が作った文字の1つだそうです。本場中国ではそんな文字とっくに廃れて無くなっているというのに、遣唐使が持って帰ってきたのかどこでどう間違ったか知らないけど日本に伝わり、そして時は流れ江戸時代に水戸藩2代目の殿様の名前に使われ、さらにその光圀さんは水戸黄門という形で物語になり日本人に広く親しまれ、そんでさらに時は流れて21世紀の今日にもこうしてパソコンの変換ソフトで一発変換できる文字になりましたとさというお話。職場であんまり使えない豆知識。うろ覚えだから間違ってるかもしれない。余談が長い。
■ 2005/01/04(火)
ファンデーションホワイトの話3
ファンデーションホワイトはグラデーション塗装にはあんまり使わない方が良いです。何故かというと隠ぺい力が強すぎるから。

例えば真っ黒に塗ったパーツを白で立ち上げていく場合。
普通の白を乗せていくとと
黒→ぼやや〜んとした黒→グレー→ぼやや〜んとしたグレー→白
という風に変化していきますが、ファンデーションホワイトの場合、隠ぺい力が強すぎるのでこの「ぼやや〜ん」ってのが無いです。2,3回重ねるといきなり白になります。よってグラデーションというよりはシマシマになってしまいます。

最初にファンデーションホワイトで白立ち上げをした時、「何か変だ」と思いました。「こんなに自分は下手だったっけかなぁ」と。ファンデーションホワイトを使っているのが原因だとすぐに気が付き、普通の白をつかったら上手くグラデーションをかける事ができました。
もちろん上手な人だったらファンデーションホワイトでグラデ塗装できるのかもしれませんが、私としてはこの塗料で立ち上げるのはあまりお勧めできません。

余談

上に乗せる色によってはこの写真のように、わざと階調の強いグラデーション(シマシマ)にする必要もあるんですけどね。でもこの写真の塗装でも普通のホワイトを使っております。
■ 2005/01/03(月)
ファンデーションホワイトの話2
昨日の続き

隠ぺい力の高いファンデーションホワイト。これをどういう時に使うかと言うと、私の場合はグレーサフを吹いたパーツを一回白くする場合によく使います。
例えばグレーサフの上から黄色を乗せてもグレーの黒味の為、黄色の発色が悪くなってしまうので、一度白を吹いてから黄色を乗せるというやり方をよくやります。
こういう場合普通のホワイトだとは何度も重ねないと白くならないので、ファンデーションホワイトは便利です。

が、実はこういう風にサフや塗料の上にファンデーションホワイトを乗せるのはまずいらしい。
以下はフィニッシャーズ販売元『Auto Modeli G.T』のサイトより引用
下地して使うのはOKですが1回塗装した色を落とさずその上に白を吹いて隠してしまうと顔料の硬さの違いでヒビワレします一度下の色をグンゼ社のラッカーうすめ液で落してから再塗装して下さい
(http://vfkfcgt.hp.infoseek.co.jp/page039.html)
という事でヒビ割れが起こるようです。

で、私も1回ひび割れを経験しました。
レジンキットのフィギュアなんですが、
1.クレオスのプライマー入りサーフェイサー(小豆色のビンのやつ)
2.ファンデーションホワイト
3.4倍かそれ以上に薄めた肌色を超細吹きでダラダラと単色グラデーション塗装(つまりまだら塗装)
4.クレオスのスーパークリアーつや消しUVカット
と重ねたんですが、4のスパクリを吹いている時にひび割れが起こりました。2,3箇所に局地的にヒビが入りました。
割れたのはどうやら肌色の層のようだったので、目の細かいスポンジやすりで4のクリア層と3の肌色層を削り、肌色からやり直してなんとかリペアできましたが。

割れたのはこの1回きりでした。一度割れが起こってからも同じやり方で4体程フィギュアを作ったのですが割れは起こりませんでした。どうやら他の塗料の上からファンデーションホワイトを乗せるとたまーに割れるみたいです。
その「たまーに」ってのが1/10の確率か1/20の確率か、あるいは1/3の確率かはわかりません。最近はホワイトサフを使うようになり、グレーサフ→ファンデーションホワイトのやり方をしなくなったので。

それにしても何であの時だけ割れたのだろうか。
3の肌色の時にめちゃくちゃ薄めた塗料をビチャビチャになるまで吹いた箇所が割れたような気もします。あるいは4のクリアーの吹き方がマズかったのかなぁ。謎です。多分割れた時は私の吹き方がマズかったような気がします。

そんなわけでまとめ
・ファンデーションホワイトはサフや塗料の上から乗せるとたまに割れる。
・でもたまに割れるだけだからまず大丈夫だ と私は思っている。
・というか他の色の上に使えなかったら隠ぺい力の高さがあんまり意味無いと思うぞ。

ファンデーションホワイトについての話、まだ続く。
■ 2005/01/02(日)
ファンデーションホワイト
フィニッシャーズのファンデーションホワイトという塗料は便利です。この塗料は非常に隠ぺい力の強い白です。


隠ぺい力の強い白と言うと、クレオスからベースホワイトという塗料が出ていますが、これは私的には駄目です。隠ぺい力を上げる為に大粒の顔料を使ってるらしく、ブラシで吹き付けると梨地になってしまいます。フラットベースが入ったつや消し仕上げみたいな感じになってしまう。
私はいつも最終的につや消し仕上げにするときも、まずはツヤツヤグロス塗装で仕上げてから最後のクリアコートでつやを消すやり方をしているので、クレオスのベースホワイトはどうも使いづらいです。

そこでこのファンデーションホワイト。これはベースホワイトみたいに梨地になりません。聞いた話では塗料に含まれる顔料濃度が多いらしいです。樹脂に対する顔料の割合が普通の白より多いんですね。それで隠ぺい力が高いらしいです。

使ってみるとわかるんですが、臭いです。シンナー臭いんじゃなくて白臭いです。長い事プラモ作りしていると、「これはスーパーブラックの匂いだ」だとか「これは蛍光色の匂いだ」だとかが分かってきますが、ファンデーションホワイトはすごく「白の匂い」がします。(顔料の匂いが分かる時点ですでに人としてやばい方向に向かってるような気もしますが…。)

ファンデーションホワイトの話つづく。
■ 2005/01/01(土)
エボリューション
しまった。メールが送れてなかった。
「mailto:A@parfait.ne.jp」のうちの「mailto:」をカットして残りの部分をアドレスに貼って送ったつもりなんだけど、「:」が残ってて「:A@parfait.ne.jp」で送ってしまったみたい。
どうしようかと思ったけどまぁ仕方が無いから諦めるか。

さて、今日はエボリューションのブラシについて。
エボリューションのブラシはパーツに近付けて吹いた時に吹き返しがおこらないよう、ノズルキャップに横穴があいております。
それはそれで便利なんですが、指で先端を押さえてうがいをする際に横穴から空気が漏れてしまうのでうがいができないという困った問題がある事に気が付きました。

そこで消しゴムに穴を開けてこんなのを作ってみました。

こんな風に消しゴムでキャップ全体を塞ぐ事でうがいができるようになります。でもちょっと塗料が漏れたり何なりする問題もあります。

こういったキャップに横穴開いてるブラシを使っている人はどうやってうがいをしているのだろうか。そういえば王冠型のギザギザキャップもうがいできないな。
まぁうがいなんてできなくてもそれ程問題でもないんですが、いつもやっている事ができないとなると微妙に気持ちが悪いですね。
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