最近全く更新していないので、日記はお休みします。
近況はツイッターに書いております。

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著者へ伝言

■ 2007/02/27(火)
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6000円も出して買ったレーザーマウスが使用2ヶ月くらいで早くもボタン反応がおかしくなってしまった。こまったなー。

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◆waveのHGサーフェイサー

幻の旧ソフト99成分のサーフェイサーとして名高いウェーブのHGサーフェイサー。今まで一度も使ってみた事がなかったので、通販で買って使ってみる事にしました。

…が、でかすぎる!

左がクレオスの40ml、中がフィニッシャーズの80ml、右がHGサーフェイサー200ml。
フィニッシャーズくらいの大きさかと思ったんだけど、こんなに大きかったのか。容量まで見ないで注文してしまった。
考えてみたら値段が1354円もするわけだし、このくらいあって当然か。


もっと小さいものだと思ってたので3本も買っちゃったよ。
4リットル買いした白サフもまだまだ残ってるし、何だか我が家はサフだらけだな。


あ、ちょうどこいつの手に持たせられるサイズだなぁ。ってそんな事はどうでもいいか。
■ 2007/02/26(月)
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ヘッドホンステレオの事はまとめて皆「ウォークマン」、テレビゲーム機はまとめて皆「ファミコン」と呼ばれたりしたものだけど、今はweb上の日記は皆「ブログ」と呼ぶようになったのだろうか。
ブログで日記を書いている人は確かに多いけど、日記が全てブログだというわけではないです。少なくともこのサイトの日記はブログではないです。
大判焼きと鯛焼きの見分けはつけられなくても、糞と味噌の区別はできなきゃアカンと思う。

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◆DTサミット

今日は模型と関係ない話。
土曜日に学生時代の友人達との集まりがありました。(前回行けなかったから久しぶりだ。)
我々の中では童貞サミットと呼んでいる集まりです。命名したのは僕だけどね。
既に結婚して子供がいる人もいるのに、やはり童貞時代の話はいつも無意味に盛り上がります。

童貞サミットでは毎回童貞っぽいグッズを持ち込んで見せ合うという企画があります。提案したのは僕だけどね。
今回一番ウケたのはこれ。

MK君が持ち込んだ漫画です。『龍狼伝』という漫画で月刊少年マガジンに現在も連載中の漫画だそうです。修学旅行中の中学生が何故か三国時代の中国にタイムスリップして戦乱に巻き込まれていく話のようです。
それにしてもこの「ぼくが軍師!?」というセリフはかなり破壊力がありました。自分の中では今年の流行語大賞になりそうだ。

今調べてみたら『龍狼伝』は単行本が36巻も出ており講談社漫画賞も取ってるようで、読んでみたらきっと面白い漫画なのかもしれない。でも少年漫画は年齢的にも読むのが辛くなってしまったので、読まないと思います。

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そういえば似たような漫画で、篠原千絵さんの『天は赤い河のほとり』というのがあります。これは中学3年の女の子が何故かヒッタイト王国にワープするという内容の少女漫画です。

ヒッタイトの事を詳しく調べて描かれているしっかりとした作品なのですが、それだけに何で日本人の中3の女子が主人公なんだよとつっこまざるを得ません。純粋に歴史物として描けばいいのに…。

…と思ったけど、やはりそれは10代の子を対象とした少女漫画だから、当然の手法なのかな。

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私は実は漫画おたくなので、少女漫画からエロ漫画までこっそり幅広く読んでおります。次回は私もインパクトのあるDT漫画を探して持っていこうと思います。
■ 2007/02/24(土)
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枕は前回の続き。
ガレージキットの世界は一期一会。ガレキ用語にも「買わずに後悔するなら、買って後悔せよ」という言葉があります。

でも買わなくて後悔したとしても、今はヤフオクで絶版キットが+3000円くらいで買えちゃうから便利だよね。(超人気のキットは相変わらず倍額したりするけど…。)
同様に、買ってから後悔してもヤフオクで定価近い値段で誰かに引き取ってもらえるからそれも便利です。

自分の経験上では、やはり買わずに後悔した回数よりも買って後悔した回数の方が多いです。

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◆またスクラッチネタ

過去ログ見たらスクラッチネタは去年の10月5日以来になるのか…。


10月から全く進んでないようにも見えます。実際、今年になってから2ヶ月の間ファンドを全く触ってませんでした。そろそろまた真面目に製作して行こうと思います。
とりあえずこの土日でガツンと完成に近付けるぞ。
■ 2007/02/23(金)
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「やらずに後悔するくらいなら、やってから後悔した方が良い」という様な言葉はよく聞くけれど、僕はそうは思いません。実際にやってしまってからでは後悔しても取り返しがつかない事があるからね。
人生というものは、何もやらずに後から「あぁ、あの時やっておけば」と女々しくぼやいてるくらいで丁度良いのではないかと私は思います。

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◆久々にスクラッチネタ

地道に進めているんですが、ここ数ヶ月ひたすら磨いてるだけなので、つまらなくてあんまり進んでおりません。


背中に羽根が付いてる人形を作ってるんですが、まるでメカをスクラッチしてる気分です。
これ作りながら思ったけどメカ物スクラッチする人はたいしたもんだと思います。メカって角ばってるし左右対称の問題もあるから大変だよね。KOBAさんはようやっとるわい。


久しぶりにクレオスのサーフェイサーを使いました。
普段はプライマーサーフェイサーばかり使ってたから、久々に使うとこのサフ使いづらいぞ。…と思ったけどすぐ慣れました。
このプラモ用サフはやはり厚吹きには向かないのかな。スクラッチ方面でよく薦められている造形村とかのサフでも買って来ようかな。


昔ホビージャパンの記事でパールの石川さんがエアブラシをこんな持ち方で使ってる写真があり、「そんな持ち方ありえないだろ」と思ったものですが、実際この持ち方は疲れなくて良いです。

人差し指でボタンを押しながら長時間吹いていると指がつってしまうんだよねえ。親指だと人差し指ほど繊細な動きはできないけれど、まず疲れる事は無いのでサフを吹く際などはこんな持ち方でやっております。細吹きする際は人差し指を使うけれど。

この前RUNさんが「マラソンのしすぎで足を捻挫した」とか言ってたけど、エアブラシの使いすぎで人差し指を突き指してる私はちょっとやばいかもしれない。
■ 2007/02/22(木)
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今日もウレタンのどうでもいい実験。

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◆2液性ウレタンの上にラッカーをかぶせてみる

確かウレタンの上にラッカーを重ねるのはいけないとか聞いたような気がする。
(あれ?そんな事誰も言ってないかな。まぁとにかく実験だ。)


これは「ラッカーサフ」→「ラッカー紫」→「2液性ウレタンクリアー」の順に重ねたパーツ。
せっかくだからエナメルの黒で文字も書いてみました。

この上からラッカーのスーパークリアーつや消しを吹いてみる…

しまった、白くなった。
これは多分下地がウレタンだからどうこうというわけではなく、モロに雨が降っている日につや消しを吹いたから白くなっただけだと思います。(ここ4年くらいの間こんな事が無かったので油断があったかもしれない。やはり雨の日につや消しを吹くのはやめた方が良いですね。)


という事で気を取り直して別のパーツを使ってみよう。これは前回も使ったパーツです。ウレタンクリアでテカテカになっております。

今度は晴れた日につや消しクリアーを重ねてみます。

問題なくモッサリつや消しになりました。

というわけで、ウレタンの上にラッカーを重ねても特に問題は無いです。
それが分かったところでなんの役に立つかというと……あんまり実践的な使い方は無いですね。ウレタンで頑丈な塗膜を作りたいけど、光沢じゃなくてつや消し仕上げにしたい場合はこのようなやり方が良いかもしれません。でもそれなら直接ウレタンクリアにフラットベースを混ぜてもよいかもしれないです。(ウレタン用のフラットベースというのがあります。)

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◆オマケ話

思えば模型初心者の頃はエアブラシでサフやスーパークリアーを吹いたりする事に物凄い不安感を覚えたものです。でも考えてみたらサフもクリアも他の塗料と同じラッカー塗料なのだから、エアブラシで吹くことができて当たり前なわけです。
2液性ウレタンも初めて使う際は大変緊張しましたが、すっかり慣れた今となってはウレタンを使う事は屁のようなものです。

これは自動車の運転と同じかもしれない。免許取り立ての頃は慎重に安全運転を心掛けるけれど、ドライバー歴が長くなるとやがて運転がなおざりになってしまいがちです。そういう際に事故が起こるわけだから気をつけないといかんですね。

それにしても2液性ウレタンはやはり毒性が高いのが問題です。マスクは必須です。
私はいつもウレタンを使った直後は窓を全開に開けて家を出て30分ほど近所を散歩するようにしてるのですが、先日はウレタン使用後もそのまま換気もせず部屋の中に居たら、急に頭が痛くなってきました。(頭痛の原因はウレタンのみではないだろうけど、でもやはり一番の原因はウレタンだと思う。)

ウレタンはなかなか便利な塗料なんだけれど、毒性のおかげであまり他人にはオススメできない塗料ですね。私は今後も使いまくる予定だけどね。
■ 2007/02/21(水)
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この前の飲み会で聞いた話。
軍団のHIDE-Oさんが住んでる成田市のナントカという場所は、狭い地域にスーパーマーケットやら何やらがビッシリ詰まっており、あの地域から外に出ないで暮らしていけるらしい。それを聞いてふと、老子の「小国寡民」という言葉を思い出した。

私は青春時代、いや童貞時代を四国の片田舎で過ごしたので、若い頃は都会に憧れる事甚だしかったものだが、実際問題都心に住むと逆に不便で仕方がないらしい。(私は都心に住んだ事が無いけど友人がそう言っておりました。)
現在はどこに住んでいてもネット通販で好きな物がいつでも買える。地方分権という言葉もしきりに叫ばれている今日、地方都市で暮らす方が理想の形のような気がしてきた。

でもオタク的には地方在住の場合ワンフェスやC3に行くのに不便なので、それだけは困るかも。

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◆RUN文化論その1 「RUN絵」

さて、そろそろRUN絵について真面目に考えてみよう。

絵というのはそもそも記号である。

例えばこの絵は人の顔を描いたものだけど、もちろん人間の顔というのはこんな単純な作りになっているわけはない。長年にわたる漫画的表現技術の積み重ねによって、人の顔をこういう単純な線で表す技法が確立したのである。そして日本人の目はこういった漫画表現にすっかり馴染んでしまっているわけだ。


これは慌てている顔。
焦ったり慌てたりする際、人間は実際に汗をかくわけではないのだけれど、漫画表現での汗は「慌てている」という記号なのである。漫画文化に慣れ親しんだ日本人ならこれを見てこの人物は焦っているという様子を読み取ってくれるけれど、漫画に馴染んでいない国の人がこれを見たとしてもこの人物が焦っているようには見てくれないかもしれない。
余談だけど漫画家の浦沢直樹は、この「焦りの汗」の記号を使わない事で有名です。


次はこの顔のタテ線。これはさくらももこがよくやる「顔が引きつった」「顔が青ざめた」という表現だけど、これこそ漫画的表現記号の最もたるものではなかろうか。


(あんまり絵は上手くないけど)顔が引きつるという表現は元々はこんな感じだったのかな。

それをさらに簡略化させてこうなったわけで、この「タテ線」記号こそ漫画文化の充分な基盤がないと通用しない表現だろう。この記号は絶対外人には理解できないと私は思う。


さて、ここからが本題。

前回日記で採り上げたこの絵なんだけれど…

どう見ても陸戦型ジムには見えない。
これは恐らく外国人が漫画記号表現を理解できないのと同じであろう。我々にはとても陸ジムには見えないが、RUNにはこの象形記号が陸ジムに見えているのだろう。

漫画文化に慣れ親しめば漫画文法と漫画記号が理解できるように、RUN文化を研究し慣れていく事で、この不可解なRUN絵からその真意を読み取れるようになるかもしれない。よってこの絵をもう少ししっかり見ていくことにしよう。


まずこれだが、四肢があり、後足2本で直立し、上部に頭部のような物があるので人類である事は考えられる。後足2本で一時的に立ち上がった熊とも考えられるかもしれないが、片手に道具の様な物を持っているので、やはり人類であろう。


しかしながら、これが人型のロボット、モビルスーツであるという記号は全く見つけられない。モビルスーツの中でも連邦軍のジムであり、さらに陸戦型なのである。この絵を陸戦型ジムたらしめている記号は何かと言うと…

これだ。この「陸ジム」という文字以外考えられない。
この3文字によって辛うじてこの絵が陸戦型ジムの象形となっているのである。

…それならば…


こうすればこの絵はザクにもなるわけで、


こうすればこの絵はルネサンスを代表する名画にもなり


こうすればこの絵はエロ本にもなりハアハアする事が可能となる。

私にはとてもこれがモナリザや裸の女性には見えないが、RUNの脳内ではこの記号がそれらの映像に変換されているようだ。


符号というものは簡略であればあるほど良い。
そして簡略な符号からより多くの情報が取り出せれば、それは非常に優秀な符号である。
しかしながら、そのような符号を複合化させるには高度な技術が必要となるのは言うまでもない。

そう考えると、もしからしたらRUNというのはものすごく知能の高い生き物なのかもしれない。

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RUN文化論、第2回はあるのだろうか?
今のところRUN学会の会員は私とおっちゃーの2人しか居ないので、随時会員を募集しております。
■ 2007/02/18(日)
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昨日、恒例のRUNを苛める飲み会があったので、今日はそれのレポートです。

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◆2月の飲み会レポート

所用があって私は2時間ほど参加が遅れてしまいました。
私が飲み屋に着いた頃には既に宴も酣。おっちゃー氏に貢物を送ったり無駄話をしたりしていると、RUNが何かを取り出しました。


またRUNノートか?


UNKNOWN「ちょっとこれ見てくださいよ」
早くもツッコミが入る。


何かみんなで指指してるぞ。一体何が書いてあるんだ!?


なんだこりゃ。「外付け暗視ゴーグル」「ボトムズ風」
相変わらず微妙な絵だ。
それにしても「最近の兵隊ネタ」ってのは何だ?「今日のRUNネタ」の仲間かな。

このノートは一体何かと思ったら…

この前つっこんだ「RUNノートNo.2」通称「まさひろノート」じゃないか。
前回つっこんだときはどうもネタ的にイマイチだったが、色々新しく色々書き加えられている模様。

RUNからノートを奪い中を見てみると…

いきなり変なのが出てきた。「コンクリートジャングル」
私 「これのどこが陸ジムなんだよ!」
RUN 「いやー、だから頭の中で思いついたイメージを急いで描くからこういう絵になっちゃうんだよ。」
おっちゃー 「こんな絵なら何も描かないほうが良いじゃないの?」

確かにこんな絵だったらわざわざ絵に具現化しないで脳内のイメージにとどめておいた方が良いかもしれない。



私 「どこがハイゴッグとズゴックEなんだよ!」
おっちゃー 「しかも襲撃くらい漢字で書けよ。」
RUN 「いやぁ、だから俺の脳味噌の中ではちゃんとイメージが出来てるんだよ。」



私 「もうお前は死ねよ。」
おっちゃー 「RUNさん、これウケ狙いで描いてるんじゃないよね?」
RUN 「だからほら、俺の頭の中ではちゃんとすごい事になってるんだよ。」
私 「俺たちの頭の中は既に別の意味ですごい事になってるけどな。」


というわけで、今回も色々あったけどこんな感じで終わりました。
それにしても毎回毎回私1人でRUNをつっこむのは疲れるなぁ。次回から交代の当番制にしませんか?

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◆第1回 ONE DAY モデリング コンペ

それはさておき、またRUNが何か企画しているようです。

(イメージ図)


1日で模型を作るコンペだそうで、8時間で作るそうです。詳細はここに書いてあります。
適当に模型を持って行って組み立てるだけで良いらしいです。RUNと切り込み隊長だけは張り切って作品のアイディアを練ってるようだけどね。

先の事なので私は参加できるかどうかまだわかりません。参加するとしたら、原稿用紙持って行ってその場でRUN漫画でも描こうかと思います。
ご近所にお住まいで当日ご都合が付く片は参加してみたらいかがでしょうか?

今思ったけどモデランの募集要項のページの一番下の(2006.09.08 UP)ってのは間違いだな。
■ 2007/02/13(火)
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今日も2液性ウレタンを使ったマニアックな実験をしてみようと思います。

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◆オナニーしすぎると頭が悪くなるのは本当か?

おっと、これじゃなかった。

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◆2液性ウレタンの上にラッカーで墨入れした際、拭き取る事はできるのか?

これだこれ。

ラッカー塗料で塗装した上にエナメル塗料で筆塗りや墨入れをすれば、失敗してはみ出ても綺麗に拭き取ることができます。それでは2液性ウレタンで塗装した上からラッカーで筆塗りや墨入れをした際、(ラッカー→エナメルの場合と同じように)ラッカー塗料を拭き取る事ができるのかという実験です。

では実験開始。

これはラッカーで紫に塗った後、2液性ウレタンでコートしたパーツです。
(関係ない話だけどデジカメって本当に紫が上手く写らんな。実際はもうちょっと赤っぽい紫です。どうでもいいけどね。)


ラッカーの黒で筆塗りします。このまましばらく放置して乾燥させます。


乾燥したら拭き取ってみます。ティッシュにラッカーシンナーを含ませ擦ってみます。
綺麗に拭き取れました…が、ちょっとエッジの辺りが塗料が剥がれ始めてます。


そのままキュッキュと擦ってみると、思いっきり溶けてきました。


擦れば擦るほど塗装が溶けていきます。これではちょっと危なくて実戦では使えないようです。

というわけでまとめ。
ウレタンの上からラッカーを塗っても、ラッカーだけを拭き取る事はちょっと難しいようです。ラッカーシンナーによって、ウレタンも溶かしてしまうようです。

下地がウレタンだろうと、ラッカーで墨入れをする必要は全く無く、エナメルでやれば良いのだから、いちいちこんな実験をする必要はないのだけれど、でもこのウレタン無駄実験シリーズはもうちょっと続きます。

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◆余談

前々から感じていたんですが、2液性ウレタン塗料とラッカー塗料はそんなに違いはないような気がします。
専門知識は全く無いので、実際に使ってみた経験だけで判断しているのですが、ウレタンとラッカーの違いというのは、ラッカーとエナメルとの違いほど大きくありません。結構似たもの同士です。

今回と前回の実験でも分かったとおり、ラッカーシンナーでウレタンは溶けます。(溶け具合はちょっと違うのかもしれないけど。)
そして、これも実際にやってみたんですが、ウレタンシンナーでラッカー塗料を薄める事はできます。実際にパーツに吹いてみても問題ありませんでした。(私が冬場に愛用している超速乾性シンナーはウレタンシンナーです。)

つまり、ウレタン主剤とラッカー塗料はかなり近いものであると考えられます。

…もしかしたら…

ラッカー塗料にウレタン硬化剤を混ぜたら固まるんじゃないだろうか?
固まりそうな気がすごくする。

今度実験してみようかと思ったけれど、でもちょっと面倒だし、すごく馬鹿馬鹿しいし、実験した所で好奇心が満たされる以外のメリットは何も無いのでやらないと思います。
■ 2007/02/12(月)
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枕話は前回の続き。

私はこれでタバコを辞めました(…ってCMが昔あったなぁ)。

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◆2液性ウレタンはラッカーシンナーに溶けるのか?

「もし宝くじで一等が当たったらどうしよう」なんて言っているオバちゃん達にどうしてもツッコミを入れたい。「絶対に当たらないから大丈夫だ。当たってから心配しろ」と。
童貞時代に「かとうれいこがもしも今夜俺の家に遊びにきたらどうしよう」と本気で心配した事があった。そんな若かれし頃の自分に対しツッコミを入れたい。「そんなありえない事を想定して心配する必要は全く無い」と。

前置きが長くなりましたが、実際にはまずありえないシチュエーションを想定して実験をしてみようと思います。「2液性ウレタンクリアは硬化後ラッカーシンナーに溶けるのか?」という実験です。

さて、これはレジンキャスト製のパーツです。

ラッカー系サーフェイサー → ラッカー塗料の赤 → 2液性ウレタンクリア
の順に重ねました。最後のウレタンはかなり厚く表面をコートするように吹きまくりました。ちなみにウレタンを吹いてから2週間程経過しており、ウレタンは完全に硬化しております。


これはスチロール樹脂製の普通のプラモデルです。これも先ほどのパーツと同じように
ラッカー系サーフェイサー → ラッカー塗料の赤 → 2液性ウレタンクリア
の順に重ねました。最後のウレタンで厳重にコートしたのも同じです。

これらのパーツをラッカーシンナーのプールにドボンと沈めます。


さて、約1時間経過すると…

レジンパーツの方はこうなっておりました。
赤い塗料がシンナーに溶かされ、シンナー自体が赤く染まっております。ウレタンクリアは溶けておりませんが、何だかフニャフニャに延びてオブラートのようになっております。

プラモの方はこうなっております。

同じように赤い塗料が落ちてますが、こっちはさらにパーツ自体がシンナーに溶かされて変形しております。ちなみにこのパーツの成型色は緑ですが、赤い塗料と緑が混ざって黄色っぽくなってますね。


これはパーツをシンナープールから引き上げた図。
指でなでれば簡単に全部剥がれてきます。


きれいに取れました。

という事でまとめ。
いくら表面をウレタンクリアで厳重にコートしようと、シンナー漬けにすれば剥がれてしまうようです。逆に考えると、ウレタンでコートしてもドボンして塗料を剥がす事が可能だと言えます。

さらに言うなら、掃除不十分の為ウレタンクリアがハンドピース内で固まってしまった場合でも、ハンドピースをシンナー漬けにすればウレタンを取り除く事ができるわけです。ウレタンはシンナーに溶けるわけではなくハナクソみたいにドロドロした状態になって剥がれてくるわけだから、それはそれで掃除しづらいけれど、でもウレタンをエアブラシで使う事をそれほど恐れる必要も無いわけです。

2液性ウレタンを使うモデラーはあまり居ないので(少なくとも自分の周りでは私だけです)、あまりこんな事を実験する必要もないかもしれないのですが、でも今後ももうちょっとウレタンを使った変な実験をしてみようと思います。
■ 2007/02/10(土)
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明日2月11日で丁度禁煙して1年になります。
やはり禁煙は最初の1ヶ月がなかなか大変でしたが、1ヶ月禁煙できればもう半年だろうと1年だろうと全く辛くないです。禁煙した人は皆こう言うけどやっぱりそうだと私も思いました。
1本くらい煙草吸っても良いんだけれど、1本でも吸うとまたスタートからやり直しになるのがすごく怖くて、1本も吸わないまま1年が経ってしまいました。(良い事だけどね。)

このウンコラムの過去ログ見てみると、1年前の飲み会で『RUNノートNo.4』に対しツッコミ過ぎて喉が痛くなってしまった為、ついでに禁煙する事になったのがそもそものきっかけだったようです。その点に関してだけはRUNとRUNノートに感謝しないといけないのかもしれません。

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◆肌色

今日もどうでも良い話。

色々作っていくと肌色も溜まっていくものであります。

肌色は大きく分けて「黄色系」と「ピンク系」の2種に分ける事ができると思います。あ、あと「RUN系」ってのがあるけどこれはRUNだけです。
黄色系なら ホワイト + クリアイエロー + クリアオレンジ
ピンク系なら ホワイト + クリアイエロー + クリアレッド
という調合で私は作っております。

一応染料系のクリアカラーで着色をしておりますが、染料でも顔料でもそんなに違いが無いので気にしないで大丈夫だと思います。(厚く塗り重ねるわけではなく軽く乗せるだけだから顔料でも大差ないです。)


この「ち」ってのは多分乳首の色です。
乳首は肌色+シャインレッドが良いと思います。でも今考えると赤系ならシャインレッドじゃなくても良いでしょう。唇の色や爪の色も似たようなものです。


掃除してたらこんなのが出てきました。「アソコ色」。どこの色なんだ?

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◆アイボーイについて

塗料を保存するのに便利なアイボーイという容器があります。

2年位前に通販で沢山買ったものがまだこんなに残っております。

このアイボーイはラッカー塗料の保管に便利なんですが、これで保管するのは向いていない物もあります。

例えばこの白サフなんだけれど、容器がモロに凹んでます。どうやらシンナーが揮発した模様。模型用のうすめ液よりも揮発しやすいのだろうか…。
この容器に入れて白サフをいろんな人にあげたのですが、このようにシンナーが揮発して今頃ドロドロになってると思うので、使うならシンナーを足して使ってください。(ホームセンターのカンペの安いやつで大丈夫です。)


これはスチレンモノマーです。
去年の夏にKOBAさんがキャラホビに出た日にこの容器にモノマーを入れてみんなにあげたのですが、その際の残ったの物の現在の姿がこれです。半年でモロに減ってます。やはりスチレンモノマーは抜け易いのか…。
ポリパテの缶って物凄く開けにくくて不便なのですが、やはりモノマーが揮発しない為にそうしてるようです。


これは以前にこの日記でもとりあげたのですが、2液性ウレタンクリアの硬化剤です。アイボーイに入れてたのですが固まってます。
ウレタンクリアは主剤の方は中身が揮発してもウレタンシンナーを加えれば復活します。しかしながら硬化剤の方は一度固まるとシンナーを加えても戻りません。
ウレタン硬化剤の容器って物凄く開けにくいからアイボーイに移したのですが…やはりアイボーイは明けやすい分、密封性にやや問題があるみたいです。

ラッカー塗料なら揮発してもシンナー加えれば良いから気にしなくて良いのだけれど。
■ 2007/02/07(水)
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ハイパーウンコという言葉は私が高校の頃考えたオリジナルの名称だと思っていたんですが、googleで検索してみたら486件も引っかかってしまい驚きました。みんな考える事は同じなのか。

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◆白いパテ

白いパテというとファンドパテであります。


でもこれは(ここでも書いたけど)調子こいて表面をコートするように薄く塗りつけると後で剥がれてきてしまう事があります。

ファンドパテは非常に使い易いので私は好きなんだけれど、あまり塗りまくれないのでちょっと困ります。

まあ無理にファンドパテを使う必要はないだろうと言う事で、ラッカーパテですが…

一応白のラッカーパテという物はあるのですが、これは使ってみるとわかりますが滅茶苦茶使い辛いです。シンナーに溶けにくいし、溶け具合も何か変だし。タミヤのラッカーパテとは別物です。

そういえばこんなのもあった。

4年前くらいに買って全然使っていない瓶入りの溶きパテホワイト。これでも使ってみるか。


と思ったがこれも使い辛い。先ほどのホワイトラッカーパテをシンナーで溶いたそのまんまの物のようです(同じクレオスの製品だから当たり前かな)。
まるで蓋を開けたまま数日間放置したカレーのルーのような感じで(微妙な例えだ…)、真っ先に表面から乾燥していきます。表面だけ妙に乾燥が速いという感じです。

それにしても天下のGSIクレオスが何でこんな使えないパテを出しているのでしょうか。改善してより良いラッカーパテを出すべきだと思います。(それとももう既に改善されたのが出てるのかな?)

それはさておき、他に何かないかなと思い、昔4リットル買いした白サフをシンナーを揮発させてドロドロネバネバにして使ってみる事にしました。

粘りにしても何にしてもこれが一番使い易いと思いました。

おわり。

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◆柏木ハルコ『いぬ』

漫画家の柏木ハルコ先生は千葉大学の出身だそうなのですが、氏の『いぬ』という作品は千葉大が舞台になっております。
ちなみに『いぬ』という作品は性欲盛んな女の子のお話でして、これがなかなか面白く最後まで一気に読んでしまいました。10年以上前の作品なのですが、私はつい先日まで存じませんでした。

以下は『いぬ』より。

これは総合校舎だな。渡り廊下に春祭の告知まで出てて芸が細かい!


これはD号館だ。線形代数学を落としてしまい、ここに2度通った苦い記憶が甦ります。


シンコー前の通りだ。


図書館前。工学部棟から食堂に行く時に通りました。


西千葉駅前の南門だ。この頃は銀色の柵が無かった模様。

身内以外の方にはサッパリ分からないネタですみません。
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