最近全く更新していないので、日記はお休みします。
近況は
ツイッターに書いております。
■ 2011/03/31(木)
◆氣志團兵隊さんのフィギュアばかり作っていると否が応にも軍服に詳しくなってしまうわけですが、今日はこんなネタ。
今月の頭にこんなニュースがありました。
反ユダヤ活動を監視する米有力人権擁護団体サイモン・ウィーゼンタール・センターは28日、ナチス・ドイツの親衛隊(SS)に酷似した衣装でテレビ番組に登場したとして、日本のロックグループの氣志團と番組を放映したエム・ティー・ヴィー・ジャパン(MTVJ)などに抗議したと発表した。氣志團などに対し、謝罪して衣装を二度と用いないよう求めた。 どのニュースを見ても「親衛隊」と書いているのですが、この制服は親衛隊ではなく国防軍の戦車兵の制服です。さらに厳密に言うと突撃砲搭乗兵の服です。
襟章に髑髏 →親衛隊なら右襟に「SS」、左襟に階級章
右胸に鷲の紋章 →親衛隊なら鷲章は左腕
というわけで、これは国防軍陸軍の戦車兵、もしくは突撃砲兵の制服です。
戦車兵は機甲科なので襟章と肩章のパイピングがピンク色なのですが、この制服はご覧のように赤のパイピングが付いているので砲兵科の制服です。なので、これは突撃砲搭乗兵の制服である事が分かります。
突撃砲搭乗兵の制服は初期の物は戦車兵と同じ形のショートジャケットで色がフィールドグレーでした。44年に色も戦車兵と同じ黒に変更されました。この氣志團の制服はその44年以降の制服です。
世間の皆さんからすれば親衛隊だろうが国防軍だろうが同じナチス時代の軍服なので似たようなものなのしれませんが、我々モデラーからすればレッサーパンダとジャイアントパンダくらい別の物なので、ここはどうしても指摘しておきたい箇所であります。
■ 2011/03/30(水)
◆武装SS今日はフィギュアを塗ります。
「装甲擲弾兵チーム」のフィギュア。要するに武装親衛隊である。
国防軍のフィールドグレーの制服と違い、武装SSはややこしい迷彩の服を着おります。
迷彩スモックと
M44迷彩野戦服のようです。
というわけで5人塗りました。
MP44(StG44)やGew43を持っています。銃といえばいつもkar98kばかりだから新鮮だわい。
戦車と並べて遊ぼう。
何で陸軍車両のわきを武装SSが走っているんだろう。共同で作戦に参加する事もあっただろうから、細かい事は気にしないで良いのかな?
■ 2011/03/29(火)
◆戦車兵今日はヘッツァーに乗せる戦車兵を作りましょう。
左腕をちょこっと改造しました。
サーフェイサー代わりにホワイトを吹きます。
パーツに直接エナメル筆塗りするよりも、下地にラッカー層を作っておいた方がエナメル塗料が定着しやすいような気がします。ただの気のせいかもしれないけれど。
色塗り終了。
ヘッツァーに乗っけてみる。
パンター、ヘッツァー、III号戦車の3体を並べてみました。
やはりヘッツァーは低く小柄です。そして車内はとっても狭そうだ。
■ 2011/03/28(月)
◆パンターヘッツァーと同時にパンターも作ってました。
パンターはあまり好きな戦車ではなかったのですが、こうして見るとなかなかカッコイイな。
フィギュアもなかなか勇ましい。
詳細は
製作工程のページに。
■ 2011/03/26(土)
◆ヘッツァー1/48ヘッツァーでも作ろう。
まずは緑色に塗る。
全身緑になった。カエルみたいだ。
続いて水性アクリル筆塗りで黄色を塗っていく。
同じくアクリル筆塗りで茶色。
エナメルでポチポチを描いていく。
こげ茶色で墨入れ兼ウォッシング。
とりあえず完成。
もうちょっと汚すべきかな?
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さて、ヘッツァーのこの迷彩は緑の割合が一番広いので今回はこのように緑ベースで黄色と茶色を上に乗せたわけだが、実写はどうやって塗っていたのだろうか。
ヘッツァーという車両はチェコのメーカーBMMとスコダの2社で作られたようだ。初期生産型(1944年6月頃)はダークイエロー単色塗装で各部隊に渡され、現場でそれぞれの迷彩が施された。44年8月からは工場で迷彩も施されるようになり、ダークイエローの上にオリーブグリーンとレッドブラウンをお互いに密着した円になるように型紙を使って塗装されたようだ。
つまりダークイエロー面積がこれだけしかないにも関わらず、ダークイエローベースで塗られたようだ。それにしてもこの迷彩は面倒臭い。エアブラシで適当に塗り分けて迷彩するのが一番楽かな。
■ 2011/03/25(金)
◆12.8cm Pak44 その212.8cmPak44が出来た。
7.5cmPak40、8.8cmPak43と並べてみたのだが…でかい。
こうしてみるとPak40が相当小さく見えるな。
重さは10トンもあったそうだ。こりゃ運ぶのも大変だな。
■ 2011/03/23(水)
◆当日版権受付中止次回のワンフェスでは当日版権の申請ができなくなったようです。
参考日本全体がこんな状況であり、版権元の各企業もいちいちアマチュア向けの1日版権の相手なんてしていられない状況だと思うので、申請中止というのは妥当な判断だと思います。
さて、こうなると私としては販売する物が無くなってしまうので参加を取りやめるべきか、あるいはオリジナル物か独自に版権が取れる物を作って参加するべきか、悩んでおります。考える時間が数日間あるので、しばらく考えてみようと思っております。
■ 2011/03/22(火)
◆12.8cm Pak44この前8.8cmPak43を作ったので今度は12.8cmPak44を作ることにする。
ということでトランペッターのプラモを買ってきた。
商品名:German 12.8cm Kanone 43 bzw. 44 [Rh]
訳:ドイツ 12.8cm カノン砲 43型 もしくは 44型 [ラインメタル製]
6輪のうち前4輪をガシャンと上にあげて展開するスタイルがカッコイイではないか。
作り始めたが…パーツが多すぎて面倒だな。(毎回このセリフを言ってるな)
さて、Pak44といえば上海ライオンロア(グレートウォールホビー)からもプラモデルが発売されている。
参考:
何もこんなモンまで競作せんでも・・・トランペッターの2940円に対し、ライオンロア製は4400円もする。中国製品なのに高すぎる。
そしてトランペッターもライオンロアもPak44は「ラインメタル版」と「クルップ版」の2種を発売しているが、私はやはりこのラインメタル版の方が好きだ。
■ 2011/03/18(金)
◆謎のゲートの真相デーブ・スペクターがこんなに男前だとは知らなかったデーブのくせに無駄にかっこいいな。
さて、「ドラゴンのプラモは何故こんなに沢山わけのわからないゲートがあるのか」という話題を以前に書いた事がある。
私はこれを「空気押し込め箇所」だと思っていたのだが、アーマーモデリング今月号のモリナガ・ヨウ氏の漫画に答えが載っていた。これは金型から脱型する際に押し出しピンで押し出す為の箇所らしい。
タミヤのプラモはゲート数が少なくて作りやすいが、押し出しピンでパーツを直接押し出しているので、パーツ裏にピン痕が残ってしまう。それに対しドラゴンのプラモはゲート数が沢山あり作るのが面倒だが、この「押し出し用箇所」を設けているのでパーツ本体にはピン痕が無いわけだ。
タミヤ形式はライトユーザー向け、ドラゴン形式はマニア向けなのかもしれない。どちらのスタイルが好きかは人それぞれだ。
では私個人としてはどちらが嬉しいかというと…やはりタミヤ形式かな。パーツ裏の押し出しピン痕なんて見なかった事にすればいいし、どうしても目立つ箇所だけパテで消せばいいわけだ。ドラゴンのようなゲートが多いプラモはどうしても作っていてうんざりしてしまう。まぁ上の写真のような細いパーツはこういう形式にせざるを得ないのだろうけれども。
それにしてもである。私はプラモデルの事はだいたい分かっているつもりでいたけれども、自分など所詮ただの末端ユーザーの1人でしかないわけで、当然ながら知らない事の方が多い。いまだに驚かされる事ばかりだ。
■ 2011/03/17(木)
◆WF夏のワンフェスに参加します。
ただ、ワンフェス自体が縮小開催、あるいは開催中止となる可能性があるそうです。
それはさておき、新しいページを4つ増やしました。
以前から書いていた個人的なメモをまとめただけの物ですが。
○
タミヤ1/48MMフィギュアの元ネタ元ネタの1/35MMフィギュアについてのメモ。
○
ドラゴン1/35フィギュアの流用メモドラゴンの金型流用のメモ。
○
1/72飛行機模型のメモ1/72スケールであの模型を買うならどのメーカーがいいの?
○
「AIR COMBAT」メモホビージャパンに連載されていた飛行機模型のコーナーのメモ。
■ 2011/03/10(木)
◆8.8cm対戦車砲Pak43/41前回の続き。
今日はAFVクラブのPak43/41を作ってみよう。
…というわけでいきなり完成。
7.5cm Pak40と並べてみたが…でかい!
71口径長の88mm砲ってことはキングタイガーに載ってるのと同じ物か。
7.5cmPak40は重さが1.4トンもあったらしい。これだけでも運ぶのは大変そうだが、8.8cmPak43/41の方は4.3トンもあったようだ。ちょっとした装甲車両と同じくらいの重さだな。
この8.8cmPak43の段階でもう十分すぎる大きさなんだけれど、これ以上に大きい12.8cmPaK44というバケモノがあるようだ。プラモデルも出ているようなので、またいつかそれを買ってきて作ってみることにしよう。
■ 2011/03/05(土)
◆105mm榴弾砲大砲のプラモが沢山あるので作ることにしよう。
AFVクラブの"88mm Pak43/41"と"105mm leFH18/40"
ちなみにAFVクラブってのは台湾のメーカーのようだ。
105mmの方を作ってみた。
105mmといえばバンドオブブラザーズの2話に出てきたな。
でもこの模型とは車輪が違うタイプのようだ。
大砲もこれで3つ目か。
手前から"108mm leFH18/40"、"75mm Pak40"、"88mm Flak36"
今後は大砲をコレクションしていくべきか。
■ 2011/03/02(水)
◆パンター今日はパンターでも作ろうじゃないの。
48シリーズを作るのもこれで何度目だろうか。
いつものダイキャストシャーシであるが、これはスライド金型を使った4面抜きなのだろうか。
わざわざそこまでして一体成型しなくても…と思ったが、ダイキャスト成型はプラスチック成型の場合よりも安く金型を作れるらしいので、それほど制作費を圧迫しないのかな?
そんなこんなで組み立て完了。
並べてみた。
左からパンター、T-34、ヘッツァー。
パンターは「中戦車」という事になっているのでT-34と同じくらいの大きさかと思っていたのだが、意外と大きい事に気が付いた。そして何より砲身が長すぎる。
こんな風にフィギュアも作って並べてみた。やはり戦車模型というのは一緒に歩兵を並べてこそ真の魅力が引き出されるものなのかもしれない。フィギュアのない戦車はシャリのない寿司みたいなものかな。