最近全く更新していないので、日記はお休みします。
近況はツイッターに書いております。

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著者へ伝言

■ 2005/04/26(火)
お知らせ
来週木曜の5月5日のWHF有明12でお店を出すことになりました。

ディーラー名 : もみあげ牧場
場所 : ケ26
出品物 : 1/1スケール ホイホイさん 4000円 販売数6個

です。
版権許可がまだ来ていないので販売できるかどうかは現在は不明です。
イベント当日までには完成写真をこのサイトに載せたいと思ってます。
会場はビックサイト、入場料は1000円です。

WHFのサイトはこちら
■ 2005/04/20(水)
ウレタンクリアー その3
前回の続き
以前ここで「塗料の濃度を薄くすると塗膜も薄くしやすい」という事を書きました(えーと、3月1日ですね)。逆に言うと、塗膜を厚くするには塗料を濃いままで吹けばよいわけです。
もちろん、薄めた塗料を何度も何度も何度も吹き重ねていけば厚い塗膜を作ることも可能ですが、そんな手間かかることはめんどくさいからやってられん!

では濃い濃度のまま塗料を吹くにはどうすれば良いのかとなると、強いエア圧で吹く必要があります。(逆に言うと、薄い塗料を吹くには圧を弱める必要があります。)
これも以前書いたんですが(2月9日)、ブラシとパーツの距離を離せば薄い塗料を高圧で吹くことも可能です。逆に、ブラシをパーツに近づければ、濃い塗料を低圧で吹くこともできます。

さて、私が使っているコンプレッサーはクレオスのL5でして最大圧が0.1MPa、塗料を原液のままで吹くには少し厳しい圧です。この圧で塗料原液を吹くとザラザラの砂吹き状態になります。(普通の距離で吹いているのに、圧不足のため距離が遠いという事になってしまうようだ)
ブラシをパーツにかなり近付けて吹くと、なんとか綺麗に塗装する事ができましたが、やはりこの圧で原液を吹く事はあまりオススメできないです。後で研ぎ出しするなら表面が多少ザラザラしていても良いのですが、吹きっぱなしならやめた方が良いですね。あとインクのデリケートなフラッシュシルバーのデカールをコートする際も高圧を使った方が良いでしょう。

圧不足の際は塗料を薄めれば良いわけなんだけれど、ウレタンの場合はウレタンシンナーでも35〜40%までしか希釈できません。それ以上薄めると硬化不良を起こす等の問題が起こるそうです。

んじゃ高圧を得る為にどうするかと言うと、エア缶を使います。
そんなわけで次回はエア缶について。

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■おまけ話
ウレタン使うようになってからエア缶を何本も使うようになったので、そろそろコンプレッサーを高圧の物に買い換えようかとも考えたのですが、やっぱやめました。
私みたいにガンプラやフィギュアを作っている程度ならL5の0.1MPaで不便を感じたことは無いです。(デンドロビウムとか等身大フィギュアの場合は知らないけれど)
圧不足を感じたのは、今回のウレタンのように塗料を原液で吹く場合。それと以前大きめのベースを作って塗装した事があるんですが、その時も圧不足を感じました。その2回だけです。
よってわざわざコンプを買うまでの事も無いかなと思って、高圧使う時だけエア缶を使用する事にしております。
でも、毎回毎回ウレタン使うようになったらさすがに高圧コンプを買うかもしれない。

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■RUNネタ
前にプラスチックストーンについて書いたのですが、それに対しRUNからのメッセージが届いた。
>プラスチックストーンだけど、勘違いしてないかな。
>色々形があって〜(中略)〜カクカクしてないのもあるんだよ。

返信
>ほっといてくれ。

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■スクラッチ

今週末に完成予定だったんだけれど、やばい。
■ 2005/04/16(土)
ウレタンクリアー その2
昨日の続き。ウレタンクリアについて。

その特徴
4 一度固まるともう溶けない
5 乾燥時間が長いんだか短いんだか…

その4
ラッカーはカチカチに固まってもシンナーで溶かすことができるんだけど、ウレタンはそうはいかない。
まずそれによる長所から。
デカールの上からクリア吹きをする場合、ブラシを遠ざけて砂吹きを軽く2〜3回やって薄い塗膜を作ってから本格的に吹くというやり方をやります。ラッカーの場合、本吹きの時にあまりドバっと吹くと、砂吹きして作った1層目2層目を溶かして結局下地を侵してしまう事があります。
これに対しウレタンは一度固まればもう溶けないので、本吹きの際に砂吹き層を侵す心配が無いです。これが良い点。
短所、悪い点はウレタン使用後はエアブラシをしっかり掃除しないと固まって大変って事ですね。私の場合は昔に買って現在は2軍落ちしてるブラシをウレタン専用にしております。メインのブラシでウレタン使うのはさすがにちょっと怖い。

その5
ウレタンと言えば乾燥時間が長いというイメージがあります。20℃では32時間で完全硬化だそうで、これはラッカーに比べて確かに長い。ラッカーなんて1,2分で固まるし。
でもこれは、普通に薄く塗装した場合の話。塗膜が、いわゆる「研ぎ出し可能」な厚さになるまで吹き重ねると、ラッカーの場合完全乾燥までに1週間〜2週間必要です(カーモデルの場合は1週間待つとかよく言いますね)。ラッカーはシンナーの揮発により固まるので、薄吹きの場合なら即乾燥しますが、厚吹きの場合は外気に触れない内部がなかなか完全乾燥しません。
これに対しウレタンは化学反応で内部から硬化するので、厚吹きでも一定時間で完全に硬化します。厚吹きする時はウレタンの方が圧倒的に乾燥が速いわけですね。私は1週間も待てないです。

おまけ
あともう1つ大事な事ですが、塗装面がとても綺麗になるというのがあります。あの濡れたようなツヤは、上手な人ならラッカーでも出すことは可能ですが、ウレタンなら私なんかでも簡単に出すことができると。これはとても大事ですね。

以上でまとめ終わり。
私の場合、何でウレタン使うようになったかと言うと、上にも書いたけど研ぎ出しするのに1週間も待てないというのが1つ。
もう1つは、フラッシュシルバーのインクで印刷したデカールをクリアコートする為に色々試した結果ウレタンに落ち着いた事。(フラッシュシルバーのコートについてはまたいつか書きたいです。)

そんなウレタンにも問題点が多々あり。
例えば体に悪い。換気はしっかりやって、必ずマスクを付ける事。
それから原液のまま吹くには高圧が欲しいという点もあります。
そんなわけで次回は圧について。
■ 2005/04/15(金)
ウレタンクリアってどんなんですか?
今日はウレタンクリアについて。といっても僕もそれほど使い込んでるわけでもないので、とりあえず知ってる事だけ。

その特徴
1 塗膜がとても強い
2 下地を侵しにくい
3 化学反応で固まる
4 一度固まるともう溶けない
5 乾燥時間が長いんだか短いんだか…

その1。
ウレタンはラッカーよりも塗装面の強度が強い。よって携帯電話やキーホルダーみたいな手でベタベタ触る物を塗装する場合はウレタンでコートした方が良いかも。

その2
ウレタンって下地をかなり侵しそうなイメージがあったんですが、ラッカーよりは下地に優しいようです。確かにデカールを侵しにくかったです。というか、ラッカーってのはシンナーの揮発によって短時間で下地に食いつくわけなので、ウレタンが下地に優しいというよりラッカーが下地に厳しいと言った方が良いかも。

その3
ウレタンは2液を混ぜる事により化学反応で硬化します。ラッカーやエナメルのように溶剤の揮発で固まる塗料とは根本的に違うわけですね。
どういう違いがあるかと言うと、例えば硬化前に表面を触って指紋を付けてもウレタンの場合は消えます。揮発性塗料の場合は外気に触れる表面から乾燥が始まるので、表面に指紋を付けたら最後まで消えませんが、ウレタンの場合は内部から固まっていき表面は一番最後にかたまるので、固まったら表面の指紋が綺麗に消えます。不思議だ!
硬化前にホコリが乗ってしまったとしても爪楊枝でほじくり返してOKです。さすがにそこまで大きな傷を付けてしまったら消えない場合もあるので、その際は上からもう一度ウレタンを重ねた方が良いかも。

文末が「かも」ばっかだ。
4と5についてはまた次回に。

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■おまけ
今日の朝刊一面に空自の飛行機が落ちた写真が載ってたけれど、真っ先にシリアルナンバーに目が行った自分は既に軍オタだと思った。

■その2
昨日の深夜、めずらしくテレビを見た。
キャベツと大根が合体したキャベコンなる野菜が実在するらしい。高木美保さんも知らなかったようだ。
■ 2005/04/13(水)
最近はずっとスクラッチしてます。
スクラッチには削り派と盛り付け派、言い換えるとポリパテ派とエポパテ(ファンド、スカルピー)派ってのがいるらしい。それとRUN派ってのもあるけどこれはRUNだけだね。
自分はどうも削りの方がやり易いかもしれない。エポパテで盛り付けても一度固まるまで待って、そこから削りこんで作ってしまう。これではエポパテの意味がない!

体はスカルピーなんだけど、頭部だけいつの間にかポリパテになってしまって、髪はエポパテというかなりヘンテコな作り方になってしまったけれど、完成まで頑張ります。まだ表面磨きしてますが、今月末までに完成しないととてもまずい。

■(おまけ)プラスチックストーン
GPMの切り込み隊長がオススメしてたんで買ってきました。

ユザワヤのビーズのコーナーで売ってます。ザクのモノアイ等のディテールアップに使えるみたいです。色んな形があって面白かったからかなり買い込んでしまった。
■ 2005/04/11(月)
おっちゃー説教部屋
未だにグラデーション塗装が上手くできないと嘆いているおっちゃーを説教するコーナー。
この前の飲み会でこんなお話をしました。

おっちゃー「0.2ミリのブラシを買ったんだけど全然使ってません」
→使おう。

おっちゃー「グラデーションをかけたいのだけど、色が極端に変わって縞々になってしまう」
→色相環で遠すぎる色を重ねているような気がする。例えば赤に青を重ねたら明らかに変だ。遠めでも紫。近めならマルーンあたりが無難だと思う。
もう1つの原因として、顔料濃度が濃すぎると思う(要するに隠ぺい力が強すぎる)。
顔料濃度を下げるには
・クリアー塗料で薄める(樹脂分を多くする)
・シンナーで薄める(溶剤分を多くする)
の2つのやり方がある。
ここでは後者のシンナーで薄める方を採ることにする。理由は後で。

おっちゃー「超細吹きしたいんだけど、すぐ詰まって塗料が出なくなってしまう」
→そりゃ塗料が濃い。もっと薄めるべきだ。
よってシンナーで薄めるわけなんだけれど、薄めることで細吹きが出来るようになり、顔料濃度も下がるので一石二鳥というわけだ。

おっちゃー「3倍希釈とかですか?」
→それは普通の濃度だから、もっと薄める。信じられない位に薄める。超細吹きなら5倍か6倍だと思って良い。
プチュプチュ言って粉みたいなのが飛び散るようでは明らかに濃い。濡れた状態でパーツに付着するくらい薄めたい。

おっちゃー「そんなに薄めるとミルククラウン(ビチャっていう状態)になっちゃうんですよ」
→それは圧が強すぎる。一度に塗料が出すぎている。0.05MPa以下の圧でノズルは限界まで絞れば普通に塗れる。

おっちゃー「そんなに細吹きする必要はあるんですか?」
→無い
人形の髪の毛塗りだとか、ドイツ機の迷彩みたいな塗りわけの場合くらいしかこんなに細く吹く必要は無いと思う。

こういう場合とか。

千葉軍団のアストナージ氏も超細吹きで塗ってるらしいけれど、この人はガンダムの目にも陰影付けてるらしい。
これとか
でもこれはアス氏本人も言ってたけど、目は筆で良いと思う。

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RUNの近況
「これからは複製を覚えたい」とか言ってた。
そんなRUNにデタラメアドバイス。
・粘土埋めには油粘土じゃなくて紙粘土を使おう。
・枠組みはスーパーのビニール袋で良い。
・シリコンの硬化剤はアルテコの液体で代用できる。
・レジンは体に良いからどんどん吸おう。

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■中国の投石デモ
抗議にも色々やり方があるだろうに何であんな非文明的な方法でやるのか判らない。世界に自分の国の恥を晒しているようなもんではないか。
■ 2005/04/10(日)
軍団の定例会
またあった。謎の模型サークルの会議。
最近私はRUNネタの取材の為にこの集まりに参加してるような気がする。

我々千葉軍団のメンバー以外にもGPM、それからケイティさんとスズキさんが参加された。私は遅れて行ったんで、スズキさんとはお会いできなかった。
帰りの電車では皆でRUNの悪口言い放題。

来月にはまたRUN邸で「合宿」とかいうのをやるらしい。
時期的に僕は参加できるかどうか微妙なんだけれど、RUNネタ収集の為に是非参加したい。でも無理かな。
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