自作デカールのインクをちょっとだけ剥がれにくくする小技。
●オーバーコートだ
MDプリンタでデカール印刷する際に一番使用頻度が高いカセットがこれ。印刷した後のコーティングに使います。
自作デカールの難点の1つはインクが剥がれやすい事なんですが、これでコートしておけば若干剥がれにくくなります。(あくまでも若干です)
用紙に印刷したら、最後にオブジェクトを覆う大きい黒の四角(■←こんなの)を描いて光沢仕上げ印刷をしましょう。ここでインクを間違えて黒で印刷すると全てが台無しになって笑えます。(私はやった事ないけどRUNならやりそうだ)
下地の透け防止の為に白を2回重ねて印刷すると間違いなくインクが剥がれやすくなるので、光沢コートは必須だと思います。
ちなみに「光沢仕上げ1」と「2」ってのがあるんですが、「2」の方はMD5000と5500じゃないと使えません。1000番台の場合は「1」を使いましょう。
「1」と「2」の違いは、2の方がカセットを5回まで繰り返し使用できてお買い得というのがあります。その他の違いは知りません。多分仕上がりは同じ物だと思うけれど…。
光沢コートでだいぶインクが剥がれにくくなりますが、剥がれる時は剥がれます。これに関してさらなる対策はデカール裏貼りの項を参考にしてみてください。
●おまけ 筆を使って貼ろう
デカールを貼る際、乾いた綿棒でコロコロすると摩擦係数が高すぎるようなので、綿棒を軽く湿らせ摩擦を減らしてあげるとインクが剥がれにくくなります。
でも綿棒よりもオススメなのがこれ。
RUNじゃなくて筆の方ね。こんな具合の幅5mmくらいの平べったい筆でデカールの上から優しく拭き取るように気泡を逃がしてあげるとインクに優しいです。