■キットについて
タミヤ48MMシリーズのNo.20
2005年10月発売。定価1890円。
アゴ付き主砲防盾や消炎排気管が付属するので、G初期型とG後期型が選べます。でも鋼製転輪までは入っておりません。
■これはどんな車輌なんですか?
ソ連のT34に衝撃を受けたドイツが、それを真似て作った戦車だよ。T34同様に傾斜装甲が最大の特徴だよ。主砲は75mmだけれど70口径という長砲身で、ティーガーIの88mm砲に匹敵する威力があったそうだよ。
III号戦車の後継機として作られた中戦車やで。ティーガーIIやらヤークトティーガーなんか作らずに、ひたすらこのパンターだけ量産してれば良かったんじゃないの?
■車両の情報
第9戦車師団 302号車
第9戦車師団はオーストリア軍が母体となり編成された師団である。
フランス戦ではオランダへ侵攻、41年にバルカン戦に参加して、バルバロッサ作戦では第1装甲軍集団第14装甲軍隷下。独ソ戦ではIII号戦車とIV号戦車が主体。
44年春には再編成のために南フランスへ。補充を受けてIV号戦車78両の第1大隊、パンター79両の第2大隊の2個大隊編成に。
つまりこのパンターは西部戦線で戦った車両のようだ。
防寒装備の戦車長を乗っけたことだし、この車両は44年冬のアルデンヌ攻勢時のパンターということにしよう。
III号戦車と比べると大人と子供くらい大きさに差があります。パンターはIII号と同じ「中戦車」という分類ですが、「重戦車」と言っても良さそうなサイズです。
No.14「WWII ドイツ装甲擲弾兵チーム」より 。
1/35ではIV号戦車に乗ってた人かな。
おまけ:「カンパニー・オブ・ヒーローズ」のコーナー
G初期型かな。
パンツァーエリートだと2両まとめて出てくるぞ。
製作工程はこちら