トップコートとして使うクリア塗料には色々な物があります。模型用塗料じゃなくても使えるものもあるのでここではそれをとりあげます。

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●ソフト99 ボデーペン クリアー

「ボディー」じゃなくて「ボデー」なのがポイント。ホームセンターで売ってる自動車用塗料です。Mr.カラーと同じラッカー系塗料ですが、Mr.カラーのクリアーよりもこちらのほうが塗膜が頑丈なので研ぎ出しに向いているらしくカーモデラーの間では愛用されているらしいです。
缶スプレーなので一度小瓶に出してから、Mr.カラーのレベリングうすめ液で薄めてエアブラシで使用しましょう。

実際私が使ってみた感想ですが、Mr.カラーのクリア塗料と同じラッカー塗料なので当然かもしれませんが、劇的な違いはありませんでした。

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●フィニッシャーズ オートクリアー

メーカーによる説明によれば、透明感があり、コンパウンド掛けに適しており、乾燥も速く厚吹きに向いているらしいです。

で、実際私が使ってみた感想ですが…すいませんが私には上手く説明できる程の違いは実感できませんでした。いつもと違う道具を使う事によって新鮮な気持ちになる事ができるという、精神的な問題の方が大きかったかも。

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●カンペパピオ 水性カラーニス

いわゆる水性ウレタンのクリアーです。塗膜が非常にデリケートなアルクラッドのコート用に使います。それ以外には使いません。

これはホームセンターで売っている水性ニスです。ＨＪの石川氏がアルクラッドのコート用に使ってたので使用してみました。
ラッカークリアーよりも下地を侵さないので、アルクラッドのような普通のトップコートが使えない場合にこれが使えます。水性ですが、完全硬化したらウレタン塗膜になり、かなり硬くなります。でも下地を侵さない分定着力が弱いので注意です。

これの希釈には無水エタノールを使います。これは薬局で売ってますが、消毒用アルコールにも酒税がかかってるからちょっと値段が高いぞ。

ちなみにGSIクレオスからも水性ウレタンをだすという話があったのですが、残念ながら立ち消えになってしまったようです。でもなんとなくわかります。これすごく扱いが難しい塗料なので、製品化しづらいのだと思います。

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●2液性ウレタンクリア

私が大好きな2液性ウレタンクリアです。
ラッカークリアに対して…
　塗膜が頑丈。
　厚吹きが簡単。
　厚吹きしても一定時間で完全硬化する。
　下地を痛めにくい。
　塗れたような光沢面を楽に作ることが出来る。
…というのが特徴です。

ウレタンに関しては専用の項目を別に作りました。→こちら