これもシアノンと同じく雑誌で紹介されていたアイテムなのですが、謎の水性白パテについて今回は書いてみます。
●謎の白パテ
水性エマルジョンの白パテ。
写真の女性がやってる通り、壁にできたひびを補修する為のパテです。
1kgで値段は700円程度でした。安すぎる。
さてこれは何かと言うと、ファンドです。ファンドのように彫塑する道具ではないので、可塑剤は入っておらずドロドロですが、それ以外はほとんどファンドと同じ物でした。微小気泡を埋めるのにそこそこ便利で、私はたまに使います。
SSP-HGや光硬化パテは硬すぎるので、この水性白パテを使うと結構楽に気泡が埋まります。でも別にラッカーのホワイトパテでも良いかもしれないけれどね。
こんな具合にハナクソを練り付けるようにして気泡を埋めます。ポリパテの気泡埋めにも使えます。
硬化するとかなり硬くはなりますが、所詮はファンドなので、プラスチックやレジンには食いつきません。(ちょっとは食いついてるけど)
気泡を埋める為にチョロっと盛るパテの場合、食い付きに関してはそれほど気にしないで良いとおもいます。どうせ後でサフでコートするので。
しかしながら、私は愛用しておりますが他人にはちょっとオススメできません。他に代用できるパテは沢山あるので、わざわざ買わなくても良いと思います。
そういえば聞いた話によると、レジンキャストの微小気泡を埋める為にクレヨンを塗りたくる人も居るそうですよ。何でも使えるものは使ってみるものですね。
●怪!超常現象
ここからはオマケです。
ファンドパテを使った後、サフでコートしたのですが、ひび割れがおきて剥がれてきました。何だこれは!
これはファンドパテを使った後、GSIクレオスのサフでコートするとこうなるようです。ファンドパテ使用後クレオスサフでコートした際、3回中3回こうなりました。
クレオスのサフは使い易くて便利なのですが、工業用のロックサフに比べると食い付きと塗膜の強さで劣ります。よって熱膨張だか収縮率だか何だか知らないけど、ファンドパテが剥がれてきてしまうようです。
これはクレオスのサフに問題があるというより、ファンドパテを調子に乗って塗りすぎてしまった事の方が問題のようです。
こんな風にチョコっと穴を埋める程度に使えばよいのですが…
このようにガバっと表面をコートするようにファンドを塗ると、後に境界面にひびが出てしまうようです。こういう塗り方をする場合はSSP-HG等のパテを使ったほうが良いですね。
ロックサフのように、やたら食い付き&塗膜が強いサフでコートすればガッチリ抑えて剥がれてこないようですが、模型用のサフだとペロリンと剥がれる可能性が大です。
という事で、使用するならくれぐれも注意しましょう。