まったく汚しを入れておりません。工場から出荷したての新車仕様だな。
■キットについて
タミヤ48MMシリーズのNo.24
2006年2月発売。定価1780円。
バリエーションキットとして短砲身のN型も出ております。
■これはどんな車輌なんですか?
開戦当初、ドイツの戦車部隊は主力戦車(III号戦車)と支援戦車(IV号戦車)の2本立てで編成されていました。ところが独ソ戦が始まると、小型のIII号戦車では強力なソ連の戦車に対抗できなってしまい、支援戦車であるIV号戦車の方を長砲身化させ対戦車戦闘を任せることになります。そしてIII号戦車の方は逆に短砲身を乗せるようになり(N型)、支援戦車に転向することになったのです。
III号戦車5人乗りです。
この小さな砲塔に3人乗っております。3人乗り砲塔ってのは当時は画期的なシステムだったそうです。
■車両の情報
第502重戦車大隊 第1中隊133号車 1942年9月ロシア
ブラウ作戦の頃かいな。
象さんのマークでお馴染みの第502重戦車大隊はティーガーIとIII号戦車で編成されております。III号戦車は偵察や伝令など、サポートの仕事をしたようです。
ところで操縦手と無線手の2人はどこから出入りするんでしょうか?
この2個のハッチは点検用ハッチのようだし…。
と思ったら、側面のここにハッチがありました。
ところがM型以降になると生産性を向上させる為、この脱出ハッチが省略されたそうです。これだけは省いたら駄目だと思うんだけれども…。
■おまけコーナー:こんな所で発見、III号戦車
映画「スターリングラード」(ジュード・ロウ版)より
L型かな?
主砲がちょっと細すぎるような…。
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