1939年9月1日、ドイツが突然ポーランドに侵攻。
その際本来主力となるべきIII号戦車とIV号戦車はまだ数を揃えることができなかった為、本来は訓練用であったこの小さなI号戦車までもが実戦に駆り出されることになってしまった。
武装は7.92mmの機関銃が2丁のみの2人乗りの軽戦車。軽自動車よりも小さいぞ。
果たしてこんなちっぽけな戦車で戦はできるのでしょうか?
そんなI号戦車の中でも、これは初期型のA型やで。旧型中の旧型やね。
転輪が4枚、誘導輪が接地してるのがA型の特徴なんや。
ハッチは開閉選択式だったので、開いた状態で作ってみた。
せっかく開くのなら開いておきたいのが人情やな。
でも戦闘に突入したらすぐ閉めなアカンで。
砲塔の国籍マークの白十字は大変目立つ存在で、敵の火砲にとっての絶好の照準となってしまった。よってこの戦いの後、ドイツはベタ塗りの白十字マークを廃止し、黒抜きの目立ちにくい十文字に変更することとなる。
軍曹さんが来ているのは36年式軍装。ズボンがグレーなのが初期ドイツ兵の特徴やね。
左手に持ってるのはMP40ではなくMP38やぞ。間違えるなよ。
初期戦車兵の特徴であるベレー帽はパテで作ったのだが、もっと大きくダボダボにした方が良かったかな。
■キットについて
ドラゴンの6356「I号戦車A型」。
フィギュアは6153から1体。
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