T-4練習機といえばブルーインパルスが有名だけど、このレッドドルフィンもかっこええよね。これはその中でも第13飛行教育団(13FTW)の50周年記念の特別塗装バージョンの802号機である。通常のレッドドルフィンよりも赤い部分が多い派手なペイントになっているのだ。自作デカールとマスキング塗り分けで再現してみた。
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使用キット:ハセガワ 07380 川崎 T-4 “レッドドルフィン”
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おまけ話のコーナー
この翼の「NO STEP」という文字に注目。
元から赤だった箇所には赤地に黒色で文字が書かれているが、通常塗装時には白色で後に赤を塗り重ねた箇所は、元々の下地だった白地が残っている。これはリペイントする際に注意書きのある箇所をマスキングして塗装をした為である。
これはリペイントされた機体の場合はよくあるケースなのだが、この「下地残り」を再現する為に細かいマーキングまでいちいち自作デカールを作ったのだ。
このちょこちょこと白が残ってる箇所がたまらんよね。
え?そうでもないですか?
さすがに垂直尾翼のこんな細かい所までやらなくても良かったかな?
さて、パッケージ写真の通常塗装機と比べてみよう。
ちなみにこのパッケージ写真の808号機は赤があずき色みたいな色に写っているけれど、近くから撮った写真だとレッドドルフィンの赤はだいぶ彩度の高い赤だという事がわかる。だからこのプラモは真っ赤に塗ったよ。
この記念塗装の802号機は残念ながら1/72や1/48スケールでは商品化されていない。ということは私が作ったこの模型が唯一の存在になるのか??いや日本は広いから私と同じようにデカール自作してこれを作った物好きが何人か居るのかな?
検索して探してみると、たまごひこーき版なら802号機出てるな。→参考
Jwings Allschemesから1/144スケールでなら出ているようだ。→参考