「零戦は赤く塗れ」「ゴジラは赤く塗れ」「タイガー戦車は赤く塗れ」(宮脇修)
…ってことで赤く塗った。
アメリカの海軍機はどれもガサツでかっこ悪い。「とりあえずでかくて丈夫なの作っとけ」というアメリカ的デカチンズル剥けガッハッハ的発想の機体ばかりだ。…と思ったが米軍機にも繊細な包茎野郎が居た。それがこのコルセアだ。
■キットについて
ハセガワA10 F4U-1D 1981年発売 定価800円 凸モールド
このキットも悪くはないが、やはり作りが古い。タミヤのウォーバードシリーズから新しいキットが出ているので、そちらを買った方が良いでしょう。
■コルセアとはどんな飛行機ですか?
エンジンは2000馬力の大出力。大きいプロペラが地面を擦らないように、このような逆ガル翼になったようだ。
コクピットからの上方視界は良好だったのだが、足元の方はサッパリ見えなかったらしい。その為新米のパイロットにとってこの機体を空母に着艦させるのは至難の業で、「少尉殺し」なんていう不名誉なニックネームが付けられたそうな。
■性能について
全幅 12.5m
全長 10.16m
出力 2000馬力
最高速度 671km/h
航続距離 1634km
武装 ブローニングM2 12.7mm機関銃×6門