C-130というのは1950年代に登場して、今だ現役で活躍している大変優秀な輸送機である。
着陸時にも床の水平を保てる前輪式、胴体バルジに車輪を格納、胴体の低い高翼型でスロープ式ゲートという、後の輸送機をのスタイルを確立した機体なのだ。
海上自衛隊は老朽化したYS-11の穴を埋めるために、2014年に米軍の空中給油機KC-130Rの中古機を6機購入し、空中給油機能を取り外して輸送機として使用することになった。国産のC-2はまだまだ数が揃わないし信頼性にも欠けるので、実績のあるC-130を買ったんだね。中古機だけど20年くらい使えるらしいぞ。
キットはハセガワの限定モデル10813
金型の初出は1987年という古いキット。R型を再現するためにGランナーを加えた2016年のパッケージである。
キャノピーがわざわざ透明パーツである必要はあるのだろうか?マスキングが面倒だから私は黒で塗りつぶした。
C-130のR型は世界の中でも日本にいる6機のみというレアキャラなのだ。まぁ原型機のKC-130Rは沢山居るけどね。
1/200シリーズもだんだん増えてきたな。ちなみに手前のF-15JとF-4EJは海洋堂のワールドウイングスミュージアムである。