フィギュアフルスクラッチ7作目。
7体目となるともう初心者だとも言ってられんですね。そろそろ作風や作り方を見直してさらなるステップアップを目指す時期なんだろうけど、そういう面倒な事は次回以降に考える事にして、今回はこれまで通りマイペースに保守的にのんびりとやります。
●体を作ろう
いつも通りファンドで気軽に製作開始。
てきとーなファンド棒を瞬間接着剤で付けて芯にし、それを削って脚にします。金属線を芯にする人もいますが、私はファンド棒を芯にします。金属線だと後で削った際に出てきてしまうと非常に面倒だし、強度的にもファンド棒で充分だからね。
それらしい物ができました。
後ろに振り向くポーズにしてみたいので、上半身を前に倒してみます。
これまでと同様、1/9スケールくらいの大きさです。
髪の毛が付きました。
分割ラインがちょっと面倒だな。
無事手足が切れました。
分割面もできました。
髪の毛以外は6パーツ。
とりあえず髪の毛以外は完成。
服着てないと楽だな。次回作も裸の物を作ろうかな。
●接地にこだわろう
どうでもいいこだわりってのは誰にでもあるものです。自分の場合はフィギュアを立たせた場合に片足が浮いたり、踵がちゃんと着かなかったりするのが非常にキモチワルく感じてしまうので、毎回両足は揃ってピッタリと接地するように作るようにしております。そんな事はフィギュアとしてはそれほど重要な事ではないんだけどね。
これが足の裏。とりあえず平らに作っただけなので、完全に接地するように修正します。
ペースト状のファンドパテを使います。
固まったらできあがり。ここから土踏まずを作ったり指を掘ったりして足の裏を仕上げます。
●そして髪
このキャラクターの鬼門となっているのは髪の毛である事は間違いないであろう。
とりあえずファンドで作ります。
頑張るぞ
前後2パーツにする予定だったんですが、後ろ髪も左右に割らないと難しいかな。
後ろ髪の左側パーツ。髪のウェーブを作ります。
えっこらえっこら作ってます。こんな髪型じゃ退学モノだな。先生しっかり指導しろよ。
もう一息だな。
こういうパーツは本来は強度のあるパテで作るか、一度レジンに変換して作ったりするのが正しいのでしょうが、やはりファンドのままで最後まで作るのが真の男だな。
クルクルヘア完成です。写真撮り忘れたので粘土埋めの時の写真です。
●生産だ
粘土に埋めるぞ!
といっても今回はいちいち写真を撮らなかったのでこの1枚のみです。
レジンキャストとして成型されたものです。余ったキャストで生産した物で彩色見本を作るので、アイボリーとホワイトのパーツが混じっております。
この森島はるかというのは大変魅力のあるキャラクターだと思いますが、この髪型のせいで2度と作りたく無いと思ってしまうのです。
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