三式戦闘機に搭載されていた液冷式エンジン「ハ40」は生産性と稼働率が低かったので、空冷式の金星六二型に換装したのがこの五式戦闘機である。つまり彗星が液冷式の一二型から空冷式の三二型になったのと全く同じだな。
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これは背中が一直線になっているファストバック型のキャノピーが付いている。空力的には良いのだろうが、操縦者からすると後方が見えづらいのが問題である。この問題を解消する為に、後期型は涙滴型の風防に変更されている。(この「後ろが見えない問題」はアメリカのP-47やP-51でも発生しており、バルブキャノピーに換装されている。)
キットについて
1999年発売。
2013年にアオシマからも五式戦が発売されたようだ。