ミコヤン・グレヴィッチ設計局は1939年に設立されたわけだが、このMiG-3の初飛行は1940年。つまりMiGの最初期の戦闘機というわけだ。
エンジンとコクピットの間に燃料タンクがある為、コクピットの位置がずいぶん後方になっている。下方視界が悪そうなので着陸時がちょっと怖そうだな。

画像をクリックすると大きな写真が見られます

RS-82ロケット弾を6個ぶら下げてるよ。

それにしてもせっかく雪の中でも目立たないように真っ白に塗ったのに、こんなに派手に赤いマーキング入れたら結局目立ってしまわないのだろうか？まぁ現代のような敵味方識別装置なんて無かったのだから、肉眼で識別するための分かりやすいマーキングは不可欠なんだろうけどさ。

12.7 mm UBS 機関銃 × 1、7.62 mm ShKAS 機関銃 × 2。
このキットだと機銃がちょっと分かりづらいが、胴体に3門積んでいるのか。液冷エンジンなのだがモーターカノンは無いようだ。

塗装について
白 Mr.カラーGX1 クールホワイト
下面の水色(AMT-7) Mr.カラーC323 ライトブルー
スピナーの赤はデカールの赤に合わせてMr.カラーC3レッド

キットについて

ホビーボスの2005年のキット。
EASY ASSEMBLY AUTHENTIC KITシリーズはパーツ数が少なく簡単に組み立てられるキットである。コクピット内部はかなり省略されている。胴体や翼が中空ではなく無垢の一体成型なので全体的に重量がある。
まぁ悪くもないが良くもないというシリーズである。