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陸上自衛隊の駐屯地に行って、実物の車両の色とクレオスの塗料の色を比べてみた


Mr.カラーの陸上自衛隊戦車色。かつては3色セットのパッケージだったが、2018年7月に516、517、518番として一般ラインナップ商品としてバラ売りされるようになった。この塗料で塗ったカラーピースを持って陸上自衛隊の駐屯地に行ってみよう。

以下の写真は全て2018年4月29日に千葉県の下志津駐屯地で開催された「つつじ祭り」で撮影したもの。

このバカでかい車両は03式中距離地対空誘導弾。要するに重装輪車である。オリーブドラブの上に茶色と緑の2色迷彩が施されている。


この車両にカラーチップを重ねてみた。ゲーッ!完全に同じ色じゃねえか。


87式自走高射機関砲。略称87AW。通称ガンタンク。


87AWには近付けなかったのでちょっと距離をおいて撮影。まぁ同じ色だな。


レーダーの載った高機動車。半光沢のオリーブドラブ塗装である。


カラーチップを重ねてみた。
まぁこれも同じ色だな。


パジェロ。これもオリーブドラブ。


同じ色だ。


軽装甲機動車。


退色しているのか微妙に色味が違うな。


川崎のバイク。


使い込まれているので微妙に退色しているが同じ色だな。


これは陸自ではなく航空自衛隊の車両。ペトリオットを牽引する特大型トラック。空自車両なので陸自と塗装が違い、緑に塗られている。


陸自の「濃緑色」と比べると明らかに別の色である。青味のない緑だな。


タミヤのアクリル塗料にも陸上自衛隊の色が出ているのでクレオスの色と比べてみよう。

ご覧のようにタミヤアクリルの方は彩度が低い。縮尺模型としてのスケールエフェクトを考えるとタミヤ位の色味が良いのかもしれないが、個人的な好みを言うとクレオスの濃い色味の方が私は好きである。

書いた日:2018年12月
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